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カトちゃんケンちゃん【PCエンジン】

カロトちゃんじゃないよ

PCエンジンHuカード カトちゃんケンちゃん【ハドソン】 1987年11月30日

PCエンジンの初期タイトルです

ローンチではないもののビックリマンとともにPCエンジンのスタートダッシュに一役買ったタイトルでしょう

タイトル通りTV番組加トちゃんケンちゃんごきげんテレビのゲーム化タイトルです

TVだとカトちゃんではなく加トちゃんなんですよね

コレが当時は不思議でした『加』だけ漢字なのでカロトちゃんだと勘違いする愚か者もいました

まあゲームとは全く関係ありません そもそもゲームだと普通にカトちゃんという表記になっています

 

この時代はTV番組加トちゃんケンちゃんごきげんテレビが大人気で同時間帯にやっていたひょうきん族と熾烈な視聴率争いをしていました

ひょうきん族は今のバラエティのようにアドリブや内輪ネタなど少しひねた作りなのに対し加トちゃんケンちゃんはストレートなコントでした

人気を二分していましたが小学生にはカトちゃんケンちゃんの方が人気ありましたかね

スイカ人間やだいじょぶだぁ等学校で問題になる程流行しましたね

タンバリンでも木琴でも打楽器さえあれば誰かが「だいじょうぶだぁ~」ポポンッ!ポンッ!「うぃっ!うえっ!うぉっ!」とやってました

 

こんな時代ですから新規ハードの目玉タイトルとしてはこれ以上のものはないでしょうね

 

関係無い話が続きましたがゲーム内容のほうはオーソドックスなジャンプアクションです

体力制や時間制限などファミコンソフト高橋名人の冒険島【ハドソン】の流れをくむアクションです

 

随所にカトちゃんケンちゃんらしさが見えます

飛び道具はなんと屁

一定時間しゃがむと屁をして前方の敵を倒す事ができます

道中には相方(志村か加藤)が野グソや立小便をしたりしています

このグラフィックはお見事ですね

ドット絵ながら志村も加藤もそっくりです

驚いた表情なんかも凄く特徴を捉えています

2人とも若い! こういうのもレトロゲーならでは2人とも若い頃は男前です

 

キッズ向けながら難易度は高め

高めというかクリア不可能じゃなかろうか

高橋名人の冒険島と一緒ですが昔のゲームにありがちな難易度設定

歯ごたえがどうのというよりとりあえず難易度上げとけみたいな印象なんですよね

ステージ構成も変化に乏しいのでわりと早い段階で諦めましたね

屁や野グソなども数回見れば飽きてしまいます 下ネタの宿命ですね

 

アクションとしても悪くないしキャラゲーとしてはかなり出来の良いゲームでしょう

特に有名人を題材にしたゲームとしては相当良い方でしょう なんせ他が酷いですし

 

 

ローンチはビックリマンワールドでその約一月後にカトちゃんケンちゃん

『おそ松くん』でも書きましたがPCエンジンは商売上手でしたね

ビックリマンはモンスターランド【セガ】の移植 カトちゃんケンちゃんはオリジナルであるものの源流である高橋名人の冒険島はワンダーボーイ【セガ】の移植

両方ともセガ製というのが何とも言えません

一方本家のセガのローンチときたら・・・

ハドソンが小手先だけの商売上手と言ってる訳じゃありません

モンスターワールドなんていう家庭用ではマイナーなゲームをビックリマンを使ってヒット作にしたハドソンは凄いとしか言いようがないです

カトちゃんケンちゃんにしても同じです 平凡と言っては悪いですがごく普通のアクションゲームであれだけインパクトを与えたのはさすがです

それだけに今実質的にハドソンのタイトルが無いのが残念・・・

 

 

 

 

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