初体験❤

PC-FXソフト 同級生2【NECアベニュー】 1996年08月09日 ※画面はPC版
ゲームがROMからCDに変わりセガとソニーが熾烈なシェア争いをする中第三の勢力がありました
CD-ROMゲーム機の元祖NECとハドソンの共同開発PC-FXです

PSとSSが性能を武器に火力勝負の物量戦をする中一方でPCFXはゲリラ戦を選択しました
PSやSSの武器が3DゲームならPCFXの武器はエロゲー
そしてPSのキラータイトルがバイオ、SSがヴァーチャならPCFXはこの同級生2だったのです

というのはただの私の想像です
私はこのゲームは本体と一緒に友達から借りました
今時代を計算するとかなり発売からあとだったようです
PCFXと聞いてもああそういけばそんなゲーム機あったな・・という程度で一体何がリリースされていたのかも知りませんでした
まさか自宅でPCFXを遊ぶ日が来るなんて思いもしませんでした
本体がデカくて持って帰るのが面倒くさかった記憶があります
それでももって帰った理由は18禁そして同級生という響き
PCゲームを全く知らない私でも「同級生」というエロゲーがある事は知っていました
というかエロゲーは同級生以外は知りませんでしたからいかに世間に対して影響力があったかが伺えます
今wiki見るとPCE版があるとか 全然知りませんでした
実際プレイした感想なんですが・・・・
正直30分もプレイしませんでした
これは私の心構えが悪かったですね エロゲーと言うからには次から次へといやらしいシーンの連続かと思ってました

しかし現実はいつまで経っても会話ばかり しかも出てくる女性がいちいちカワイイから余計に悶々とする
10代のナードにはきつい内容でした
大してやってもない私が説明するのもなんですが簡単にシステムをせつめいすると
ファミコンでいうとさんまの名探偵や殺意の階層なんかが近いですかね
コマンド選択式のアドベンチャー(以下ADV)ですが大きく違うのは一本道じゃないという事です
探偵ゲームだと半ば総当たりで事件解決にたどり着きますが同級生の場合はチョメチョメ対象が何人もいます

ヒット作だけあってさすがにカワイイですね
いわゆるマルチエンディングシステム
同時攻略もできるものの限度があります(多分)
このシステムは凄くいいと思うのですが探偵ゲームには採用されませんでしたね
後のサウンドノベルなんかは標準的なシステムですがADVにも採用して欲しかったです
ゲームの中なら冤罪も許されるでしょう
ぼんやりしたレビューが続くのはひとえにプレイ時間が足りないからです
当時貸してくれた友達も進行状況をしつこく聞かれて鬱陶しかったものです
オタクというのはとかく好きなモノを共有したがるものです
私もオタクなんで分かります
という訳で遅々として進まないゲームでしたが本体毎借りているのでいつまでも借りておくこともできず友達に白状しました
友達は「何故?あんな面白いゲームなのに」と聞くので
「あのゲームはエロいシーンまで行くのが面倒だ」とストレートに言いました
それに対して友達がはなった言葉
「男は道程を楽しむもんさ」
バーの片隅で人生を皮肉るフィリップ・マーロウの如し
まあ確かに言われてみればその通りです
いやらしい画像が見たければエロ本でも見ればいいだけです
ただエロいだけで売れる程ゲームの世界は甘くははいでしょう
やはり素晴らしいシステムやストーリーがあっての話
エロゲーだろうがAAAタイトルだろうが同じですね
ちなみに私はアドベンチャータイプのエロゲーはプレイしませんでしたが後に麻雀ゲームはやりました