白い〇〇だ

ファミコンソフト ハイドライドスペシャル【東芝EMI】1986年3月18日
ファミコンキッズにとってはハイドライド=お粗末と決定づけた作品でしょう
そしてPCゲームはつまらないという印象付けに一役買ったタイトルです
オリジナルはPC、大ヒットしてあらゆる機種で発売されました

純正培養のファミコンキッズにとっては不思議な限りです
このゲームとにかく不親切です
始まった途端フィールドに放り出されて会話も指示もありません
本当に始まった瞬間からもう何していいか分かりません

BGMはいいけどネ
もっともコレは説明書が無いというのが大きな理由
ファミコンキッズはすぐに説明書や箱を紛失させるので説明書が必須のゲームはそれだけク〇ゲーなのです
私は友達の家でプレイしましたがもちろん箱説明書無しで全く意味がわりませんでした
アクションRPGなので一応敵を倒してレベルを上げる事くらいはできますが戦闘もただ敵に体当たりするだけ
これはPCでは珍しくないシステムですがファミコンキッズには物足らないシステムでしたね
やっぱりゼルダのようにボタンで武器を振らないと消化不良でした
フィールド上の敵を適当に倒してみるモノのゲームは進展せず
持主に聞いても的を射ない 5分もプレイすれば十分と言った感じでした
買ったコイツは何をしたんだろうと不思議でした
それでも他にやるゲームも少ないので飽きたらまた手を出すという感じでしたね
庶民の子せがれの家にそんなに豊富にゲームはないのです
つまらないと分かっていても手を出すというのは当時のファミコンキッズならお分かりでしょう
結局また5分もやればすぐやめてしまうのですが
そんな訳ですっかりお粗末の烙印をおされ埋もれていったのですが1~2年後謎解きの一つが分かりました
何で知ったのか覚えてませんが古本屋で攻略本を見たとか友達に聞いたとかでしょう
何となくその謎が解きたくなって久しぶりにそいつの家に行きました
何故だろう 謎を解明したかった訳でもないし今更謎を解いたところでどうなる訳でもないのに
1年ぶりのハイドライドスペシャルはすっかり黄ばんでました いや元々黄色っぽかったかな
その謎解きの方法とはフィールドの敵を魔法だか飛び道具だかで2匹同時に倒す・・・だったと思います
こんなのわかる訳がないダロ
実際それて謎が解けたのかどうか覚えていません
ハイドライド=お粗末だったはずなのに数年後にメガドライブでスーパーハイドライドを購入するのでした

ファミコンキッズの思考回路はミステリアス
もっともそっちは名作でしたけどね