No.1はジオニックフロントに譲ってやろう
PS2ソフト 機動戦士ガンダム戦記【バンダイ】2002年8月1日
ガンダムゲームのレビューは非常に難しいです
というのも私はゲームやプラモデルに親しみはあるものの原作やアニメを全く知らないのです
ですので原作を知らないという事をふまえて読んでくださいませ
ジャンルはサードパーソンシューターですかね
プレイヤーが操るのは機動力のあるMSなので動きの要素が強く純粋なTPS程エイム中心ではありません
主要武器はビームライフルですが接近すればビームサーベルをつかっての近接格闘になります
選べるMSが本当に多種多様
接近戦が得意な機体から狙撃が得意な機体まで様々です
もちろん水上ステージではそれを得意とするMSを使う事で優位に進められます
ストーリーは1年戦争が舞台ですが連邦軍とジオン軍両方の立場から楽しめます
このゲームの一番の特徴は僚機2機いる事です
ゴーストリコンなんかをイメージすると分かりやすいかな
CPUに接近戦を任せて自分は狙撃するもよし黒い三連星を再現するも良し(すいません実は良く知りません)
選ぶ機体によって立ち回りが変わるので非常に自由度が高くリプレイ性も高いですね
この手のCPUはおバカで使い物にならないのが定番ですがこのゲームに関してはしっかり役割を果たしてくれます
指示する事はほとんどなく基本お任せです AIが非常に優秀でチームプレイの醍醐味を味合わせてくれます
無線の声もなかなか凝っていて面白い 声優さんは実際の人なんですかね
今でこそオンラインで協力プレイは当たり前ですが当時はマルチプレイなんて普及してませんでしたから非常に新鮮でしたね
悔しいところですが原作の再現度が評価できません
それでもドラマチックな内容で感情移入しやすく盛り上がりました
選ぶ機体によってミッションの攻略方法も変わってくるのと達成度によって新たな機体を得られるのでやり込み要素も強い
さらにストーリーモードとは別にフリー対戦があります
こちらは敵と味方を自由に組み合わせて戦う事ができます
原作を知っている人なら原作を再現したり原作では絶対ありえない対決させたり楽しめると思います
私の中では一番のガンダムゲームは【ジオニックフロント】ですが誰かに勧めるのであればこのガンダム戦記ですね
とっつきやすい操作と難易度でゲームの完成度が異常に高い
ファミコンキッズだった私にとってバンダイ=お粗末でしたがそれを覆したのがこのソフトです
既に書きましたがボクにとってガンダムはプラモデルです
80年代は田舎でも模型屋さんがたくさんありました
玩具屋さんと違い模型屋さんは店主の趣味が色濃く出ていた印象ですね
店は小さく薄暗く所狭しとプラモデルの箱が積まれていました
売れ筋のガンダムは棚の目立つ部分に一方棚の上や端っこには城のプラモデルや何だか分からないロボットや恐竜なんかが埃をかぶっていました
良く言われてるようにガンプラブームで手に入らなかったという記憶はありません
ボク自身そこまで思い入れがなくガンダムがなければ車やバイクのプラモデルを買っていたからでしょうか
ガンダムのプラモデルは1個500円程度で買えるので非常にお手軽でしたね
当時のプラモデルは一色ですが同じゲルググでもシャア専用は赤だったり無塗装でも十分楽しめました
気が向いたらタミヤカラーを買ってましたがそれでも一色使えば十分達成感がありました
原作のファンなら分かりますがそうでないキッズがハマるのはやっぱりガンダムのデザインが抜群に良かったからだと思います
(一番の理由はブームに流されただけカモ)
ジオニックフロントでも書きましたがギャンとゲルググは今見ても好きです
他はアッガイ、ゴッグ、ズゴック、ゾック
単純にカッコ良さを求めのと違って結果的に個性のあるカッコ良さが本当にイカします!
こういう事下手に書くと本当のガンダムファンから鼻で笑われそうで結構微妙なんですけど
机を塗料で汚しカーペットをタミヤセメントでカピカピにして強烈なシンナー臭をまき散らしゲルググやザクをしこしこと作っていたものです
懐かしく思いますが結局今もバイクを弄って塗装でシンナー臭をまき散らし駐車場の床をオイルや塗料で汚してます
やってる事は同じです
しかも最近は再び模型にハマりました まだガンプラは作ってないですがいつか買ってみようかな
今考えればバイクみたいなメカが好きなったのはガンプラやミニ四駆、ラジコンの影響かもしれませんね