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ファミコンソフト ミシシッピー殺人事件【ジャレコ】1986.10.31
クソゲーという事で有名なソフトですね
当時はそもそも知名度が無かったように思います
ジャンルは推理アドベンチャーゲーム(以下ADV)
発売日からすると既にポートピアが出ていますがいつ頃やったのが記憶がありません
このゲームを語る上で欠かせないのが落とし穴とナイフ
助手!ヨソむいてんじゃない
何の脈略も無くしかも客室に落とし穴があるという凄い展開ですが当時はそこまで疑問に
は思いませんでした
ゲームというのは死んでゲームオーバーになるのが当たり前だと思っていました
ADVだと死ぬキッカケやゲームオーバーのキッカケがありませんからね
それよりも落とし穴なんていう低俗なトラップに今更かよと思いました
殺人事件という事でどこか不気味で怖い雰囲気があります
ファミコンのシンプルで明るいグラフィックが逆に不気味です
もっともコレは狙いじゃないでしょう
システムは当時としては結構新鮮でした
ポートピアと違って移動を自分で行うので視覚的にも全体を把握しやすく自分で捜査してる感も
ありましたね
ただその分というかそのせいで非常に面倒くさいんですよね
この2人とにかく歩くのが遅い
しかも船内はやたら広く部屋も多いので歩いてるだけで嫌になってしまう
いくら探偵好きの小学生でもこれはキツイ
面倒なのは移動だけでなくテキスト
やたらテキスト数が多いわりに展開は変わりません
読みづれぇ~!
バカバカしいトラップがネタにされますがアレくらいないと本当にただテキストを読ん
でるだけになってしまいます
むしろもっと多くても良かったんじゃなかろうか
やはり殺人事件一つで間を持たせるのは難しいのでしょう
漫画が連続殺人にしたり恋愛を絡めるのはそういう理由もあるんでしょうね
もっともこのゲームもどうせ自分が死ぬから連続殺人といえば連続殺人ですけど
助手は無能な緑野郎なんで未解決に終わるでしょう
無能め!
このゲームならではの要素としてメモを取ったり他の客を連れて現場を見せたり
このシステムがあるので一般的なADVのように総当たりで選択してもクリアできません
素晴らしいシステムだと思いますがただ面倒くさいだけでしたね
その後のADVが総当たり回避の為に様々な工夫を凝らす事を考えると何気に先取りしたシステム
だったのかもしれません
ジャレコはネタには事欠きませんね
あのギザギザのカセットはダメだというのが共通認識でしたけど