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スリーピングドッグス香港秘密警察【Steam】レビュー

親近感

スリーピングドッグ香港秘密警察【スクエアエニックス】です

GTAⅢの驚異的ヒットの影響は非常に大きくオープンワールドアクションは一つのジャンルになりました

セインツロウ、トゥルークライム、ジャストコーズ、ドライバー、ゴッドファーザーなど国内でも龍が如く、喧嘩番長、新宿の狼など

元祖はシェンムーだ!たけしの挑戦状だ!というのは今は置いておいて

もちろんそれぞれがGTA3とは違う独自のウリがありました

セインツロウはGTAよりさらにバカ路線にトゥルークライムは犯罪者ではなく警察へドライバーはその名の通り運転等々

今回紹介するスリーピングドッグスは(古き良き時代の)アクション映画

国産ゲームは別として大抵のゲームの主人公は白人が大半で多少黒人がいる程度でした

しかしこのスリーピングドッグスは主人公も舞台もアジアです

国産ゲームでアジア人らしき主人公のゲームは沢山あるもののどうしても白人風

それに対しスリーピングドッグスは現実のアジア人らしいと思いますね

私は日本人でありアジア人ですのでこの世界観は凄く新鮮で楽しかったですね

そしてカッコいい

渋いぜ!

すでに発売されていたGTA SanAndreas に比べるとマップも狭く乗り物も少ないです

それにくらべると凝縮してる感じでしょうか

カーアクションや銃撃戦のような派手なアクションではなく素手での戦闘にメインをおいています

弾丸や武器は少ないものの格闘アクションはGTAよりも凝っています

タイトルからもわかるように同じアクションでもハリウッド映画ではなく香港映画の世界観です

ゲームの舞台はもちろん香港 ネオンだらけの街並みや狭い路地などいかにも皆が好きそうな雰囲気が素晴らしいです

アクション、街並み、ストーリーとどれも丁寧な作り込みでかなりの良作です

ストーリーを追うだけでも十分楽しめますからあまり構えずプレイできますよ

 

香港映画とえばファミコンキッズとってはもちろんジャッキーチェン

ポリスストーリー、酔拳、プロジェクトAあたりが鉄板でしょう

ジャッキー人気には遠く及ばないもののジェットリー、ユンピョウ、サモハンキンポーなども人気がありました

その中でキッズに人気だったのがサモハンキンポーです

コミカルな見た目と役柄でキッズにウケたんですね

そして何といっても水島裕の吹替え

あの時代を生きた人ならサモハンキンポー=水島裕でしょう

記憶に残るワンシーン

映画「ファーストミッション」

サモハンの友達が先生に親を連れ来るように言われます

※サモハンはおバカなので友達は小学生です

父親が怖い友達は見た目だけは大人のサモハンに人形をエサに父親役を頼みます

当然サモハンに受け答えは無理なので決まった台詞だけ繰り返してくれればいいと言って覚えさせた台詞

それが

「大丈夫でさぁ ガキによーく言って聞かせやす つべこべぬかしたらぶっ殺しまさぁ」

です

先生が何を聞いてもサモハンは人形をいじくりながらこれを繰り返します

文章で面白さは伝わりませんがこれは映画史に残る名シーンです

この台詞はめちゃくちゃ流行って当時僕の周りの友達は事あるごとにこれのマネしてました

もちろん相手の怒りに火を注ぐだけなんですが言わずにはいられないくらいだったんですね

ファミコンキッズ世代は大抵覚えてるんじゃないでしょうか

 

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