苦い思ひで
スーパーファミコンソフト スーパーボンバーマン【ハドソン】です
もう説明の必要もありませんね
ファミコン版の1Pも斬新でしたがそれをバトルにするという天才的なアイディア!
本当に凄い!!クリエイターを尊敬しますよ!!
しかし僕はこのゲームに苦い思い出があります
友情破壊ゲームとしてのボンバーマンなんてありきたりですが僕達はゲームプレイでそうなった訳ではありません
僕が20歳の頃成人式で帰省する事になりました 当時は1月20でしたね
前日からすでに久々に会う友達なんかと飲んだりしてました
ここで一つの問題があります それはどのグループに属するか
小学校、中学校、高校、大学、部活など様々です。ここで友達を天秤にかけて怒らせたならカッコいいんですが(え?カッコ良くない?)友達の少ない僕はそんな心配は無用です
小学校からのほぼ固定メンバー3~4人です
そこからどこかのグループに混ざったり暇そうなヤツを誘う感じでした
で1人で暇そうなヤツを誘って4人で飲みに行く事になりました これを飲みグループとします
普段ならもう一人仲のいい友達が一人いるのですがそいつは幼馴染と遊ぶとか
それならいっそ合流しようではないかという事になりました
田舎ですから名前くらい知ってたりしますが僕達は彼らを殆ど知りません
車で迎えに行って歩いて飲みに出ようという事になりました
ところが行ってみると全く出かける準備はしておらずゲームをやっています。それがこのボンバーマンでした
男なら分かると思いますが男4人が泊った部屋の男臭さ・・・僕達はとっとと飲みに出ようと言いましたが幼馴染グループはダラダラと遊んで一向にその気配がありません
僕達もゲームに参加したのですが飲みに行きたい僕達とゲームに本気の彼らでは温度差があり過ぎました
僕達は一方的に負けてゲームが終わる度にそろそろ出ようと言うのですが相手は全くその気配を見せません
僕はゲームオタクなのでまだマシなのですが飲みグループのリーダーともいえるケン(バレー部主将)は全くゲームに興味が無いので「もう出ようぜ!」とかなり強く言いました 僕達知ったメンバーならこのリーダーシップは生きるのですが相手はほぼ初対面の連中です。
高圧的に言われた事にムカついたのでしょう「おれ達ゲームしてるからお前ら行ってこいよ」と言い返しました
ここで空気は最悪に
ケンは「は?お前らが行くっていうからここまで来たんだけど」とケンカ腰・・・相手も「別に俺ら友達じゃないじゃん」と身もふたもない台詞・・
こういう時に「そんな事言うなよwせっかくだから一緒に飲もうぜ」とか「ワリィ待たせて悪かったなw」とか一見ヘラヘラして折れるヤツこそ本当のリーダーです
これを読んでる若い人(もしいるなら)オッサンからの助言です
そんな気まずい中でボンバーマンをやり続けました
試合は一方的なので余計に険悪・・
リーダーケンは負けると「チッ」と舌打ちをし勝ったほうは「ヨワw」ともう最悪

ゲームやっててこんなにキツイ思いしたのは初めてです
しかし一番きつかったのは共通の友達でしょう・・現在の友達と幼馴染が険悪な雰囲気なのですから
結局僕達は2グループに分かれました
もちろん本番の成人式では全く交流がありませんでした
救いのないエピソードです