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ファミコン探偵倶楽部PartⅡうしろに立つ少女

タイトルとのギャップ


ディスクシステム ファミコン探偵倶楽部うしろに立つ少女【任天堂】です
大ヒット作の続編しかもリメイクもされてるのでディスクのゲームとしてはゼルダやドラキュラ並の知名度です
初代は純粋な推理サスペンスでしたがこちらⅡはそこにオカルト要素を入れるという
ハンバーグにチーズのっけてさらに目玉焼きまで乗せるという貧乏なくさいストレートな豪華さ

ゲームシステムは任天堂にしては意外なほどオーソドックスというか捻りのないコマンド選択式
とはいえさすが任天堂 馴染みやすいグラフィックとテンポのいいストーリーでとても遊びやすい

明るいグラフィックに馴染みやすいキャラ 死体ですけど
おどろおどろしいBGMもナイス!

そしてこちらリメイク版
オリジナルの雰囲気をぶち壊さない文句のつけようのないリメイク

内容を書くとネタバレになりますので避けますが(まあこんなブログ読んでる時点で知ってるか)上に書いたように1人の女子高生殺害事件から学校の謎に繋がっていきます

死体シーンは当時かなりインパクトがありました・・・
よくリメイクにも収録したものです
あれだけやりたい放題のハリウッド映画でも子供の死体シーンは避けますね
高校大学生あたりから惨殺されまくるのも謎ですが

コマンド総当たりでクリアできるので時間さえかければ誰でもクリア可能です
総当たりといってもそこまで繰り返しを強制される事もなくテンポがいいので今プレイしても楽しめます
何といっても今やっても十分怖いさすがに現在のホラーゲームとはレベルが違いますが時代を考えるとこの恐怖演出は凄いと思います
そして懐かしい ゲーム自体が懐かしいのはもちろんゲームのテーマは学校の怪談です
ファミコンキッズなら放課後「心霊写真大百科」を読みコックリさんをやったはず
今やるならリメイク版の方が断然オススメですオリジナルの雰囲気もいいですけどね

しかしこの【ファミコン探偵倶楽部PartⅡうしろに立つ少女】というのは本当に良いタイトルだと思います
ファミコン(←大好き)探偵(←好き) 倶楽部(←楽しそう)うしろに立つ少女(←怖そう)
完璧です
ゲーム内容は探偵倶楽部というタイトルとはあまり関係ありません
ファミコン探偵倶楽部はゲーム内ではなくプレイヤー側の事でしょう

当時の子供というかいつの時代でも子供は探偵が好きですね
ホームズ・ポアロ・金田一耕助・工藤俊作、漫画だとコナンや金田一少年私の印象だと刑事は探偵っていう感じがしないんですよね
英語ならDetectiveとして同ジャンルに入るのかもしれませんが個人的には探偵というとフリーランスの印象です
そして事件、謎、冒険、探偵があやつる様々なアイテム
これに魅力を感じるのは至って自然の成り行きですね

もちろん僕も探偵ごっこをしました
これが虫メガネもって架空の事件を解決してるなら可愛げもあるのですが・・
ある時公園で遊んでいた時の事です
ベンチでタバコを吸ってる大人がいました
昼下がりごく普通の光景ですが友達のヨシオが突如「あの人は怪しい」と言い出しました
何が怪しいのが僕にはサッパリでしたがヨシオ曰くひっきりなしにタバコを吸っている、さっきからずっと僕達を監視しているとの事
しばらくしてオジサンがベンチを立つとヨシオは尾行しようと言い出しました
・・・・・・

何か事件を起こすか秘密の隠れ家に戻るところだとかなんとか言ってた気がします
小3とはいえさすがに僕も100%は信じてませんよ
ただ正直言うと2%くらいは信じてたというか何かに期待してました

で結局そのおじさんを尾行しました ヨシオはメモまで取っていました
内容はなんだか汚い地図を描いてましたね
知った街なんだから地図なんか描いても仕方ないだろうと思いましたが特に何も言いませんでした
一方で容疑者?の行動や容姿など一番肝心だと思われる事を書かないのも疑問でした

電信柱の陰に隠れたり8の字に歩いたり尾行の知識は完璧だったはずですがあっという間にオジサンにバレてしまいました
というかずっと前から気付いていたのでしょう 鬼のような形相で「なんだお前ら!」と怒鳴りつけられました


そして一転追われる側に 小3相手だし大人ですから本気で捕まえる気はなかったでしょう
僕達は逃げ切り近くの公園で一息つきました

やっぱりくだらない事をするもんじゃないなぁ・・と思いましたがヨシオは全く違っていたようです
僕に向かって自信満々にこう言いはなちました
「やはり危険なヤツだったぜ」

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