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シティコネクション【ファミコン】レビュー

80’s

ファミコンソフト シティコネクション【ジャレコ】1988.9.27

こちらはファミコン初期のタイトルですね

 

この時代はシステムはシンプルでアイディアやテーマで勝負していたような印象ですね

それでいうとシティコネクションは完璧ですね

 

自機は実在するホンダ・シティでした

小学生だったので思い入れはありませんがいかにも80年代のホンダという感じでカッコいいですね

 

当時大ヒットしていた漫画【アラレちゃん】から飛び出してきたような車です

この車は私みたいなバイクオタクには別の意味で有名でした

その理由はシティのトランクに入る折り畳み式バイク【モトコンポ】の存在です

 

今も2輪と4輪両方生産しているホンダですがここまでコラボしたのは後にも先にもシティだけでしょう

モトコンポ自体がシティに乗せるために設計されてるってんだからぶっ飛んでます

最近でもホンダはN-BOXでバイクが乗せられる事を売りににしていますね

 

シティというカワイイ車のトランクにカワイイ折り畳み式バイクという 本当に鳥山明の世界です

最近SUZUKIハスラーのCMにアラレちゃんが起用されていましたが完璧にマッチしてナイスなコラボでしたね

かっくいー

あのCMが刺さった中年は多いでしょう

 

実車のシティもゲームも実に80年代らしい

シティコネクションのパッケージはファミコソフトの中でも屈指の出来だと思います

ネオン管っぽいフォントやデフォルメされた車に明るい背景 なにもかもが80年代っぽいですね

気まぐれオレンジロードみたいだ

当時はこういった絵柄が流行っていました 

鈴木英人やわたせせいぞうという名前は知らなくても絵をみれば一発で分かるはずです

山下達郎のアルバムで見覚えのある人も多いでしょう

なんせ英語の教科書にも使われてましたからね 

英語の教科書なのにオシャレ過ぎるでしょ! こんな教科書なら勉強もはかどるってもんですよ(しないけど)

検索してみたら今の教科書は美少女アニメ調になっててビックリ

 

さらにこの時代はタカラのチョロQなんかも流行っていましたからデフォルメされた車はそれだけで80年代っぽく見えてしまいますね

ちなみに私が一番好きだったチョロQはホンダ・シティでもなくVW・ビートルでもなくアウディ・クワトロです

 

ゲーム内容と全く関係ない話が続きましたが内容としては単純そのものです

システムは横スクロールアクションで各ステージのタイルを全て通過して塗りつぶせばクリアです

やってる事はパックマンと変わりません 

横スクロールですが左右の移動は任意でステージはループします

障害物のパトカーや猫をかわしつつすべてのタイルを塗りつぶせばステージクリアです

 

ステージが凝っていて背景がニューヨークの夜景だったりロンドンのビッグベンだったりパリのエッフェル塔がだったりと雰囲気は最高です

また自機であるシティの動きもコミカル ウイリーしたり方向転換するときに車体が傾いたり操作してても楽しいし見ているだけでも愉快です

 

ただ難易度は高めです

自機は停止することができず常に走り続けているしターンもワンテンポ遅れるジャンプは独特で敵はワラワラと出るので死にまくります

私はへたくそだったので兄がプレイを見ていた時間のほうが長かったですね

それでも不思議と悪い印象が無いのはやっぱりゲーム全体の雰囲気が良かったからじゃないかと思います

 

 

 

 

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