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タッグチームプロレスリング【ファミコン】レビュー

くらえ![D.KICK]だ

ファミコンソフト タッグチームプロレスリング【ナムコ】1986.4.2

ファミコンのプロレスゲームとしては2作目ですね 一作目はキン肉マンです

キン肉マンも期待外れでしたがタッグチームプロレスリングはプロレスファンはどう捉えたんでしょうね

一般的な評価はそこまで悪くなかったようですが私はイマイチでしたね

 

このゲームは非常に独特のゲームシステムです

パンチを当てた側に攻撃権が与えられプレイヤーは技を選択します

コマンド選択式ですが時間制限があるので悠長に選んでる暇はありません

間合いを図ってパンチをいれたらすかさず[D.KICK]や[B.ATAC]を選択

するとドロップキックやボディアタックを繰り出すという流れです

 

う~ん・・・・プロレスでコマンド選択式?

なんというかプロレスの熱さをあまり体験できないような

連打勝負のプロレスも単調ですがそれでもお互い熱くなるのは確かです

コマンド選択式は攻撃してる時以上に食らってる時が問題です

連続で食らうとものすごい腹が立つ!

食らった後に怒りにまかせて相手をおっかけカウンターパンチもらってすかさずコマンド選択されると連射勝負とは違う腹立たしさがあります

上手いヤツは大技でもカチカチカチっとミスなく入力してくるのでそれがまた得意げに見えて腹立つんですよ

一方こっちはせっかく打撃与えたのに焦って入力ミス

うぉおおおおおおおおおお!

 

初期プロレスゲームなのでグラフィックはそれなりですが今見るとちっちゃいキャラが技をかけあうのは滑稽で味がありますね

長州力っぽいヤツのサソリ固めなんかは上手く再現されていますしロープに振った時の「ワーイ」って感じで走るのがカワイイ

 ワーイ

このゲームを特に印象付けていいるのが音声合成技術

場外乱闘で[TECCHU]を選択すると相手を鉄柱にぶつける事ができます

食らった時の「イテェ」という声が何とも印象的で当時のガキはよく真似していました

転んでもドッヂボールでぶつけられても「イテェ」と言ってましたね アホか

予防接種の時 男子が次々と「イテェ」と言って看護師さんを困惑させていたので途中で先生が激怒してまいました

そう考えるとなかなか影響力の大きかったソフトといえます

  

私はさほどプロレスファンという訳ではなく当時の子供としてはごく平均レベルだったと思います

ただその平均レベル今じゃ考えられないレベルでしたが

 

先日写真を整理していると10代の頃の写真が出てきました

当時ボクは友達2人と3人暮らしをしていました 寝ている写真やバイクと一緒に取った写真の中にあった1枚

汚い六畳間の中で友達にロメロ・スペシャルをかけられている写真がありました

いったいどういう状況だったんだろうか

まさかどんな不意打ちだってロメロスペシャルかけられるとは思わないし

18にもなって「ちょっとロメロ・スペシャルかけさせてくれや」「おう、いいよ」なんて言ってたんでしょうか

そしてもう一人に「おい!ちょっと撮ってくれ!早く!早く!」なんて言ってたんでしょうか

10代の頃ってみんな痩せてますね~

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