怒涛の素振り!!

ファミコンソフト テニス【任天堂】1984年1月14日
ファミコン初期を支えた心電図ラベルのタイトルですね
ただ私がプレイしたのはディスクシステムの書き換え版だったと思います
だとしたら500円というのはめちゃくちゃお得ですね
いくら古いとはいえ任天堂のフルプライスソフトですからお粗末なタイトルの多いディスクでは際立って完成度の高いものでした
さすが任天堂だけあって単純ながら奥が深いシステムです
後にニンテドー64でマリオテニス64をやりましたが基本的なシステムは同じです
Aボタンが強めのショット、Bボタンが山なりのロブです
この使い分けと読みが勝負を分けます
相手の攻撃に振り回されてる時はロブでしのぎます 下手にここでストレートで返したら相手の思うつぼで体勢を整えた状態からのスマッシュを食らって失点します
いかに相手を振り回してスマッシュを狙うかが肝です
ゴルフといいテニスといい初代で土台となるシステムを完成させているというのはさすが!
ただ今のテニスゲームでは当たり前の「溜め」は搭載されていません
単純に良いタイミングよい位置で打ち返すかがすべてです
しかし土台は作ったもののテニスゲームとして確立はされませんでした
理由は単純、テニスが全く人気がなかったからです
当時テニスは今では考えられないほど不人気スポーツでした
小学生時代にテニスやった事あるやつなんて大袈裟じゃなくクラスに1人くらいだったんじゃなかろうか
ラケットやコートが必要なのもありますが純粋にカッコよく無かったんですよね
今でこそ男子はハーフパンツ、女子はインナースパッツというカッコいいスタイルですが当時は男子はピチピチの短パンとポロシャツ、女子はウエアの下にフリルのついた謎のアンダースコート履いてました
当時はそれが当たり前?いえいえさすがに当時の感覚でも不自然でしたよ
その時代を考えると今は本当にカッコよくなりましたね
競泳もハーフスパッツの導入で一般人のハードルもかなり下がったと思いますし卓球も福原愛や石川佳純の活躍とユニフォームでイメージが一新されたと思います
最近ではレスリングが話題になっています
私は今の釣りパンはいいと思いますがひと昔前のチ〇ビ丸出しのヤツはさすがにカッコ悪い
ユニフォームだけじゃなく体操服もダサかったですね
男子の体操服はキ〇タマ見えそうなくらい短いし女子はブルマだし
冬はエンペラー吉田みたいなジャージだし 別にナイキやアディダスのオシャレなウエアは不要でもあそこまでダサいの選ばなくてもよかろうに
ケミカルジーンズだってボンタンだって今見ればダサいですがそれはら当時はカッコよいと思っていたのです
でも体操服やジャージ、海パンは当時でもダサかったです

男子はダセェなぁ・・って思うだけだからいいけど思春期の女子はダサいうえに恥ずかしいんだから余計嫌だったでしょうね
カッコよさではなく女子スポーツの性的な見方も問題になっていますね
体操ではドイツ代表がレオタードをやめて話題になりました
ひょっとするとテニスやバドミントンのユニフォームも大きく変わるかもしれませんね
その辺の問題は難しいところですが何にせよスポーツはユニフォームカッコよくなけりゃイカンのですよ
カッコいいと思って子供がスポーツを始めるのであれば逆にカッコ悪いと思ってやめる子供もいるはずです

こんなの見たらバスケやろう!って思うはずです
話がそれました
このゲーム最大のネガ要素は対戦が無い事ですね
一応ダブルスで二人同時プレイはできますが純粋なダブルスです

僕たちが求めていたのは純粋な協力ではないのです
マリオブラザーズもアイスクライマーもバルーンファイトも協力の名を借りた殺し合いこそが醍醐味だったのです
ただ二人で真面目にCPUに勝ったところでいかにも消化不良です
テニスでできる事と言ったら素振りです
得点して審判のマリオがなんか言ってる間やサーブ中自由に動き回れます
大半のプレイヤーは手持無沙汰なので無駄に動き回ってボタンを連打してラケットを振りまくります
ダブルスなら味方のケツをしばきます
もちろん叩いてもなんの反応もないのですが・・・
今考えるとテニスに限らずシューティングなんかでボスを倒した後とか無駄に動き回って無駄に連射してましたね

激闘の余韻、喜びの表現、手持無沙汰、理由はいろいろですがとにかく連射!連射!連射!(アホか)
ものすごいくだらない事ですが小学生時代にゲームセンターでお兄さんが面クリア後に放置しているの見て(大人だなぁ・・)と思った記憶があります
話が飛びまくってますが今更ファミコンのテニスについて大して書くこともないんですよね