良き時代
なんかスゲェ!
実家で物置を漁っていたらメガドライブの本が出てきました
おそらく小学生の頃に買ったものでしょう
wikiによると発行元JICC出版局は宝島社に社名変更されたそうですね
発行日はメガドライブ発売から2年後の1990年 88年89年のほぼ全てのソフトが紹介されていますが表紙に大魔界村がありませんね(中にはあります)
価格は1200円税込
今の感覚でも結構なお値段です
この時代はまだ本が売れている時代ですね
ジャンプの発行部数が500万部くらい、町にも本屋さんがたくさんありました
ゲームでもファミコン通信やファミマガ、月間PCエンジンやBEEPメガドライブなどゲームコーナーにはたくさんの雑誌が並んでましたね
それらゲーム雑誌の別冊という感じでしょうか
わざわざカバーをセロハンテープでくっつけてます
参考書なら大したもんですが
内容が変わっておりゲームの単純な紹介とレビューかと思いきやヴァーミリオンの攻略から始まります
その後ゴールデンアックスや魔界村等の結構細かい攻略ページが続きます
しかしページが限られているのでアクションはいいもののRPGなんかは中途半端な内容です
名作ソーサリアン
当時必死にやった記憶がよみがえってきます
大魔界村
大魔界村は2周目のラスボスが掲載されていますね
それにしてもヴァーミリオンを先頭フルカラーで持って来た理由は何なんだろうか
気になるメガドラ屈指のお粗末ゲーム、おそ松くんの記事は1ページで終わってます
内容は落とし穴やアイテムがあってボスがいる程度の内容です
さすがに書く事がなかったのでしょう
興味深いのはメガドライブ今後の展望
発売される事のなかった周辺機器FDDが載っていいます
私も今回読み返すまですっかり忘れていました
写真見る限り発売間近って感じですが・・・まあ出さなくて正解だったでしょう
記事にはソーサリアンの追加シナリオなんかが紹介されています
FDDには一定の期待をしているもののキーボードはあってもなくても良いだろうとストレートというか当然の感想
そしてライバルPCエンジンに対する寸評
シャトルやスーパーグラフィックスを切って捨てています
途中にあるコメントからもメガドライブというかセガに対する熱い気持ちが伝わってきます
最初にヴァーミリオンを持って来た理由が謎だと書きましたがヴァーミリオンの記事ではゲームとしては物足らないものの新しいシステムに対する期待が書いてありました
ひょっとするとメガドライブに期待こめてのトップだったのかもしれませんね
まあこの手の予想は大抵深読みで大人の事情の方が大半ですが・・・
こうやって冷めた見方をしてしまうのもオッサンになったからでしょう
セロハンテープでカバーを貼り付けた少年はすっかり擦れたオッサンです
まさか30年後に再び開く日が来るとはね・・・
せっかくなんで取っておきましょう
ライターの成沢大輔氏ですが2015年若くしてお亡くなりになっているそうです