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プロジェクトゴッサムレーシング4【Xbox360】レビュー

アーケードタイプの最終系

Xbox360ソフト プロジェクトゴッサムレーシング4【Microsoft】2007年10月11日

Xbox360ではMicrosoftのレースゲームはフォルツァと2本立てでしたね

フォルツァがシムなのに対してプロジェクトゴッサムレーシング(以下PGR)はアーケードタイプ

フォルツァがあるので中途半端にシム要素を入れず完全にアーケードに振り切っている印象でこれが大正解という感じです

細かいセッティング等は一切なく最初からスーパーカーを選んで即スタート 

コースもサーキットではなく市街地コースなのでレース全体が派手ですね

4ではこれにバイクを加えアーケードタイプのレースゲームはこれで完成形と言えるくらいの出来です

フレームレートは30なのでフォルツァのようにヌルヌルした感じはないですがその分グラフィックが派手で綺麗です

天候の変化等はフォルツァに先んじて導入されました

バイク好きの私にとっては2輪4輪の混走というのは最高のコンセプトでした

車の挙動だけじゃなくライダーの動きなんかもカッコ良くてパスする時に手を挙げて煽ったりできちゃいます

2輪で4輪に食らいつくというのがまたカッコよくて熱い展開なんですよ

シムじゃないので上手くバランスがとってあって十分勝てるようになってます

 

車種もなかなか渋いチョイスですね

この手のゲームには珍しく国内4社が出そろっています

CBR600RR、R6、GSX-R1000 ZX-14等々

渋いトコではハーレーのVR1000 BMWF800S ホンダNRなんてのも収録されてます

イカス!

2輪4輪ともに旧車から最新スポーツまで混在してるのがいかにもお祭りゲームという感じです

 

独自要素としてKUDOSというポイントシステムがあってドリフトやウイリーなどをする事で溜まります

これは細かいライン取りなんかよりとにかく派手にカッコ良く走るという事に重点を置いたシステムですね

 

見せる事に拘ってるだけにリプレイはレースゲームの中でも随一です

カメラ位置だけじゃなく画像処理もされているので適当に走っただけでも1本のPVが出来てるようです

 

派手な演出や豊富な車種でアーケードタイプにしては長く遊べるゲームです

ただそうはいっても飽きるのは早いです

市街地コースとはいえ周回ですし数ヵ月前に発売されたフォルツァ2では自作のペイントカーでレースしたりデザインを売買するなんていう新しい体験を提供していたので方向性が違うとはいえさすがにインパクトに欠けましたかね

ゲームの完成度の割に大ヒットという印象がないです

 

この辺からレースゲームはシムかオープンワールドかに別れた印象です

360ではすでにモストウォンテッドが発売されておりPGR4の翌年にはバーンアウトパラダイスが発売されました

そしてMicrosoftはフォルツァホライゾンを発売 PGRは4を最後に新作が出ていません

コードマスターズはオーソドックスなアーケードタイプで勝負してましたね

 

私自身もこの辺からアーケードタイプに少し飽きてきましたね

レースゲームオタクなのでそれでもGrid1.2、Dirt2.3、F12011、SHIFT1.2、セガラリーREVO等やりまくりましたけど発売前から期待したのはFUELやミッドナイトクラブLAなんかです

まあ期待外れでしたが・・・

 

他のレビューでも書いてますがハードの性能を一番見せられるのがレースゲームじゃないかと思います

書いている今XboxSeriesXの発売がせまっています

おそらくXboxのレースゲームの主役はフォルツァとフォルツァホライゾン、NFSシリーズあたりでしょうけどなんか他にレースゲーム変えるようなスゴイの出て欲しいですね

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