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龍が如く【PS2】レビュー

おひけえなすって

PS2ソフト 龍が如く【セガ】 2005年12月8日

セガの大人気シリーズで今やセガの看板タイトルですね

ジャンルとしてはオープンワールドクライムアクション

オープンワールドといってもGTAのように舞台が完全に3Dで構成されている訳ではなく固定視点です

 

舞台は歌舞伎町をモデルにした神室町

固定視点なぶんグラフィックは綺麗で歌舞伎町の再現度がスゴイ

ネオンのギラギラした雰囲気や薄暗い昭和の雰囲気が漂う路地など

グラフィックだけでなくマップもある程度再現してるのでゲームをやれば歌舞伎町の地理が何となくわかるくらいです

私は東京に住んでましたがこの再現度にはビックリしました

 

ゲームシステムも日本メーカーらしく親切設計で遊びやすい

移動パートと格闘パートはしっかり別れておりあっちゃこっちゃに気を取られる事も無く落ち着いて戦えます

レベルの概念があるので時間をかければ誰でもクリア可能でしょう

ジャンルとしてはアクションですがまるでRPGをやっているような雰囲気です

 

今や龍が如くといえば本編以上に注目されるのがミニゲームですが初代からすでに充実しています

ブラックジャック、ルーレット、バッティングセンター、UFOキャッチャー、パチスロ、丁半等

さすがに今ほどは凝った作りではないもののバッティングセンターなんかは結構奥が深くてついやり込んでしまいます

UFOキャッチャーで景品を集めるのなんかはシェンムーをやり込んだ人なら間違いなくハマるでしょう

 

ゲームのボリュームでいえば3以降とは比べ物になりませんがストーリーに関しては1が圧倒的に良いと思います

といっても私がやったのは4までですが

なんといってもシナリオ監修が馳星周です

馳星周といえば小説「不夜城」の大ヒットで一躍有名になったベストセラー作家です

金城武主演で映画にもなりましたね

不夜城の舞台も歌舞伎町、作者自身が歌舞伎町で働いていただけに歌舞伎町のリアルな雰囲気が伝わってきます

ストーリー自体はトンデモ話なんですが極道組織や海外マフィア等細かい描写が生々しいので非常に重厚なストーリーです

 

人物描写はさすが作家だけあって個性のあるキャラが次から次へと出てきます

主人公以上の人気キャラ「真島吾郎」は初代では出番が少なかったにもかかわらずインパクト抜群です

「桐生ちゃ~ん」

私は1と2くらいの真島が一番好きですね 

初代は純粋な悪党で自分の利益の為に主人公を助けましたが続編に行くにつれてストレートに良いヤツになった感じです

 

アクションゲームですがアドベンチャーゲームのようにストーリーに引き込まれます

ヤクザを美化するというのも今時流行りませんがそれでも感情移入する良く出来たストーリーです

今なら1&2 HD EDITIONがあるのでそちらがオススメ Steamでも「Yakuza極」というタイトルでリメイクされています

 

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