前回までのアランウエイクは
Xbox360 ALANWAKE【Microsoft】2010年5月27日
Microsoftが放った大作ADVです
豪華なリミテッドエディションがある事から力の入った作品という事が伺えます
システムはオーソドックスな三人称視点のホラーアドベンチャー サイレントヒルなんかが近いですね
武器は銃ですがバイオ程シューターの要素はありません 敵を避ける探索型のアドベンチャーですね
ストーリーは田舎の山荘で行方不明になった妻を探すというもの
主人公は小説家なので格闘や銃に長けている訳ではありません
このゲームならではの要素としては闇と光
正体不明の敵は光を恐れます
明るい場所にいれば敵は襲ってこれず暗い場所を通る時は懐中電灯で敵を近づけないようにしつつ先へ進みます
懐中電灯の光で敵を倒す事はできずあくまでも近づけない手段で基本は避けて通るだけです
倒す場合はまずライトで敵のバリアを剥がしてから銃で撃つ必要があります
このシステムが良く出来ており次の光まで頼りになるのは懐中電灯の灯だけ 暗闇の中を進むのは非常に心細く何より怖いです
まるで臨海学校の肝試しのよう
私がやったホラーゲームの中でもかなり怖い部類です
このゲームは海外ドラマを強く意識した作りでドラマの如くチャプターが細かく分かれています
新たなチャプターに入ると海外ドラマの導入シーンのように「ココまでのアランウエイクは~」というナレーションで始まります
このシステムはただドラマっぽいというだけでなくストーリーを掴みやすく込み入った話の流れを整理するにはピッタリです
日本語吹替なのでゲーム中のナレーションもいちいち字幕を読む必要もなく没入感が高いですね
くどい言い回しがいかにも小説っぽい
Xbox360渾身のアドベンチャーだけにゲームの完成度は非常に高いですね
ストーリーもホラーゲームとしては王道で引き込まれます
間違いなく大作なんですがPC版発売後はあっという間にセール品になって500円くらいになってしまいました・・
HALOやFORZA並のリミテッドエディションが発売された割には随分安い扱いを受けていたような印象です
何となくSteamのライブラリを見たら持ってました
Xbox360版をクリア済なのに購入しているので多分Humbleかなんかで格安で手に入れたのでしょう
なんでそんな安売りしたんでしょうね
Steam版も日本語吹替されてますからアドベンチャーゲームを探しているならオススメです
大作の割にイマイチ話題にもならず続編も出なかったのは主人公の魅力がイマイチ・・・だったように思います
苦しんでいる主人公ですが行動や台詞が微妙でなんか好きになれず感情移入しづらい
見た目もイケメンである必要はないもののもうちょっと渋い方が好みです
小説家と言う事もあってちょっといけ好かない二枚目なんですよね
理想(個人的な)
Adrien Brody
個人的に疲れた中年役が最も似合う俳優 渋い!!