忘れていた感覚

theHunter: Call of the Wild 【Expansive Worlds】
Steamで発売中の本格ハンティングシムです
日本ではハンティングゲームはマイナーですが海外では定期的にリリースされてますね
なんとこのゲーム完全日本語対応です

スゴイ!
ハンティングゲームとしてはかなり珍しいんじゃないでしょうか私はこれ以外は知りません
言語の壁は無いモノのやはり馴染みのないハンティング、さらに本格シムなので敷居はかなり高いです
始める前はレッドデッドリデンプションの狩りくらいを思ってましたが甘かったですね・・
ゲームのメインは狙撃じゃなく追跡です

動物の糞や足跡、鳴き声をたどって獲物を見つけるのがプレイの大半を占めます
追跡もただ足跡を追えば良いというものではありません
相手は野生動物ですからコチラの音を敏感に察知してすぐに逃げてしまいます
近くにいてもうっそうとした木々が獲物の姿を隠してしまいます

エイムのテクニックなんてものは重要ではありません
重要なのは嗅覚と注意深さです まるでゴルゴ13
実際のハンティングもそんなもんかもしれませんね(やった事ないけど)
正直言うとワタクシ獲物を仕留める前にやめてしまいました
正確に言うとウサギを一匹仕留めたはずですが仕留めた獲物がどこにあるか分からなくなってしまいました

本格的なシムなので私みたいにハンティングに興味の無い人間が気軽にプレイできるものではありませんでした
最初から基本をおさえて時間をかけなければ引き金を引く所まで行きません
ワタクシみたいに適当に歩き回って鹿や熊を狩るぜ!みたいな人間には向きません
足跡を追うにしてもついつい面倒で適当に歩いて一直線に追ってしまいますがそれでは足音や匂いを察知して動物に逃げらえてしまいます
逃げられると面倒くさくなってまたやみくもに追うという悪循環
ゲームの導入くらいもう少しフレンドリーでも良かったんじゃかろうか
ただ言い訳させてもらうとこのゲームSteamのフリープレイでDLした後プレイする時間がほとんどありませんでした
なのでこのレビューも無料プレイでのレビューです
昔ながらのシムを思い出しました
昔のシムなんてチュートリアルどころかまともな説明書もありません
操縦の基本を学びたければ現実のマニュアルでも読めと言った感じでした
それに比べれば親切設計です
シムなのでしっかり腰を据えて「今日はじっくりハンティングだ!」という心構えならゲームの世界にどっぷりハマれると思います
この辺の楽しみはシムならではでカジュアルなゲームには無い魅力です
私はハンティングに興味がないので腰を据えてプレイする気はしませんでしたが久々にシムを味わって懐かしかったですね
やっぱりこういうゲームは絶対必要だと思います
FPSやレースゲームだって本格シムが無ければ生まれなかったモノも多いはずです
いくら複雑だって自分の好きな分野なら理解も早いですしね
私は深夜のタクシードライバーなんてやってみたいですね
深夜食堂みたいに客の悩みを聞いたりなんかして深夜の新宿を流したいです