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ぎゅわんぶらあ自己中心派【メガドライブ】レビュー

何コラタココラ

メガドライブソフト ぎゅわんぶらあ自己中心派【ゲームアーツ】1990.12.14

メガドライブでは麻雀COP竜に続いて2本目の麻雀ソフトですかね

ファミコンからPS1くらいまでは一定数麻雀ゲームが出てました

初期の麻雀ゲームは2人打ちが多く麻雀COP竜も2人打ちでしたがぎゅわんぶらあ自己中心派は4人打ちです

ぎゅわんぶらあ自己中心派が初という訳ではありませんがメガドライブでは数少ない4人打ち麻雀ゲームです

メガドライブのROMカートリッジでは麻雀ゲーム自体ほとんど出てませんけど

 

この時代は麻雀ゲームが急激な進化を遂げていた印象です

アーケードのアダルトゲームから家庭用に 2人打ちからより本格的な4人打ちへ

初期は4人打ちといってもCPUの強さや打ち方に差はありませんでした

このゲームが最初かどうかは知りませんがこれだけキャラを押し出したものは初めてでインパクトがありました

当時は小学生なので麻雀ゲームに興味は無かったのですが兄がやってるのを見てプレイしたくなりましたね

 

しかし個性があると言ってもCPUの思考に頼るものじゃありませんでした

このゲームに限らず初期の麻雀ゲームは強いキャラはやたら引きが良かったりいきなり開始直後に役満を上がったり簡単に言えばインチキ麻雀です

その後、牌山は完全にランダムになりインチキ無しのCPUの思考回路に頼った麻雀ゲームが主流になりました

当時はインチキ(イカサマ)無しというのは1つの売りでした

 

ぎゅわんぶらあ自己中心派はむしろ積極的にイカサマを使い原作をより忠実に再現した感じですかね

やらせじゃなく演出です

パラメーターの運が非常に大きなポイント

原作を全く知らない私でも個性のあるキャラクターとの対戦は面白かったですね

さらにカットインなんかも入るので尚更キャラが立ってました

 

 

このタイプの問題は相手だけでなくこちらの手作りも制限されてしまう事じゃないでしょうか

臨機応変に手を変えていく事が難しいのです

ですので相手の捨て牌を読むよりは一直線に上がりに向かう感じですね

私は麻雀詳しくないのでよくわかりません

 

個人的にははこの4分割の画面があまり好きじゃないですね

グラフィック性能を考えると仕方ないのかもしれませんがちょっと味気ないですね

 

数少ないMDの麻雀ゲームとしては良作だと思います

私は当時小学生だったんで麻雀のルールもろくに知りませんでしたが分からないなりに結構遊んでましたね

このゲームはフリーモード、ストーリーモードに加えて麻雀のルールを教えてくれるモードがあるのです

役だけじゃなく狙いや心構えなんかも教えてくれて読み物としても面白かったです

初期の麻雀ゲームとしては抜群の完成度だったと思います

MDだけでなくファミコン、PCエンジン、SFC、サターン、PSとあらゆる機種で発売されました

 

ギャンブルを題材にしたゲームというのは難しいもんですね

買っても得るモノもなければ負けて失うモノものもありませんしね

ゲーム内のギャンブルなんかも負けたらロードすりゃいいだけですし

 

賭け事といえばボクが大事なモノをかけたのはメンコですね

 

メンコって・・・なんか戦後間もない印象ですけど一応昭和の終わりから平成にかけての話ですよ

メンコといっても駄菓子屋で買うドラゴンボールやガンダムの描いてある既製品じゃありません

牛乳瓶のフタです(書いてて恥ずかしい)

さすがにメンコ買う金すら無かった訳じゃないですよ ボクの通ってた小学校は給食で瓶牛乳が出てましたからそれを集めてメンコにしていたのです

既製品のメンコを持ち込む事はできませんでしたが牛乳瓶のフタのメンコは学校内で合法的に遊べる玩具でした

まずはしっかり洗って乾燥させます

乾いたら2枚から3枚を糊で貼りつけて椅子や机の脚で踏んでおきますそうやってギチギチに固めます

重さと平べったさが重要だと言われてました こういった事は誰が検証した訳でもないのに当然のように広まってましたね

出来上がったメンコにそれぞれが自分のオリジナルのマークを入れます

これは他人が使う事を厳しく禁じられてました 似たものを使用するのもダメです

 

勝負のルールは単純です 勝敗を決めるのは2つだけ

1つは相手をひっくり返すこと もう一つは相手のメンコの下に滑り込ませる事

そして負けたら相手に取り上げられます

なので自分オリジナルのデザインが重要になってくるわけです 言ってみれば家紋みたいなものです

牛乳瓶のフタ自体は女子や他の学年から集めればいくらでも手に入りますが自分の家紋を入れたメンコを取られるのは屈辱です

今考えるとなかなか理にかなった勝負事をしていた訳です

だからこそこんなくだらない事で熱くなっていたのでしょう

そうやって盛り上がったメンコですがある事をキッカケに急激に下火になりました

そのキッカケは一人が画期的な攻略法を発見したのです

それは長袖を着る事です

メンコのルールは相手をひっくり返す事です 叩きつけたメンコの風圧で相手が返る事で勝負が決まります

ところが長袖を着て大きなモーションで叩きつけるとメンコではなく袖からの風でいとも簡単に返ってしまうのです

なぜそんな簡単な事に気付かなかったのか理由は簡単 だれも長袖を着なかったからです

僕達の小学校では長袖を着るのは軟弱な証でした 氷点下だろうが雪が降ろうが大半は半袖裸足だったのです

雪の積もった割り廊下を裸足で歩いてました・・

そんな中で長袖を着た軟弱者が無双し始めたのです

これはおかしいと皆が思い検証が始まりました そして長袖が強いという検証結果が出たのです

勝つ為に長袖を着るという選択もありますが皆そうしませんでした

長袖を着る事はメンコで負ける以上に屈辱的な事だったのです・・・

 

ダラダラ書きましたが一体何を言ってるんだろうか 書いてる自分でも理解不能です

子供の世界はミステリアス

 



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