まさにお粗末
メガドライブソフト おそ松くん はちゃめちゃ劇場【セガ】1988.12.24
メガドラユーザーというかゲームファンには悪い意味で有名なゲームですね
メガドイブのソフトの中でも1,2を争うクソゲーでしょう
なぜコレをMD発売直後に持って来たのか
スーパーサンダーブレード、スペースハリアー、獣王記ではマニアック過ぎたのでしょうか
しかしこの時代のキッズ特にメガドライブを買うようなキッズはこんな子供だましのゲームには釣られないでしょう
仮にキッズを釣るにしてもドラえもんやアラレちゃんなら分かりますがおそ松くんは無いだろう・・・
おそ松くんがイマイチという意味ではなく当時そんなヒットしていた訳でもないしアクションゲームに向いているとも思えません
ジャンルは横スクロールアクション 武器はパチンコです
このパチンコがくせ者 飛距離が異常に短いのはいいのですが(良くないけど)撃つ為のモーションがあってボタンを押してもワンテンポ遅れます
さらに歩きながら撃てないので撃とうとすると一旦止まってからさらにワンテンポ遅れてから撃つというもはや嫌がらせのような操作性です
ジャンプもモッサリしており攻撃を食らう事が分かっていても避けられないので非常にストレスが溜まります
ステージ構成もファミコン北斗のような無意味な迷路 これはボリュームの無さを誤魔化してるように思える
敵はチビ太やダヨーンなどおそ松くんお馴染みのキャラクターが出るので一応ファンとしてはおっと思うこともあるようなないような
でもボスのイヤミには「シェー」のポーズを取らすくらいして欲しかった
そもそもギャグマンガのゲーム化ってイマイチなんですよね
漫画のギャグをゲームで再現してもあまり笑えないというか・・・
やっぱり原作は間とか展開とか作者の綿密な計算やセンスあってのものなのでしょう
赤塚不二夫のような奇才の作品なら尚更難しいと思います
有名なギャグを本人以外の人がやっても面白くないですしね
一方ライバルのPCエンジンは同じギャグ系「カトちゃんケンちゃん」
テーマは当時のキッズにドはまり、アクションも「高橋名人の冒険島」の流れをくむ良質なジャンプアクション
私はどちらかというとメガドライブ派ですがさすがにこれじゃPCエンジンの方がウケるのは当たり前かな・・
しかもPCエンジンは「ビックリマンワールド」→「カトちゃんケンちゃん」
メガドライブは「おそ松くん」→「アレックスキッド」の流れだしなぁ
ある意味メガドライブらしいソフトかもしれません