いまさら!
ファミコンソフト ドラゴンクエスト【エニックス】です
今更ドラゴンクエストのレビューですが私の場合ドラクエでへこたれた人間のレビューです
ドラクエシリーズは初代以外にも何作かプレイしましたが結局一本もクリアまで至ってません
別に嫌いだとかアンチだとか言う訳じゃなく出会いが悪かったんですね
そもそも1が出た当初は(私の周りでは)そこまで話題にはなっていませんでした
このゲームを持っていたのは友人(ヒロカズ)でした
ヒロカズはゲームを沢山持っており数あるゲームの中の一本でした
しかし鳥山明のデザインしたカセットは物凄く魅力的で内容も知らずに借りました
本人もハマってないようでクリアしないままあっさり貸してくれました
このゲームは当時のファミコンキッズにとっては何から何まで新しいというか馴染みのないシステムでした
なにしろコマンド式RPG自体知らなかったのです
説明書もなくぶっつけで始めたものの何をしていいのか分かりません
パッケージに描かれているような鳥山明デザインの敵との熱い戦いが待ってるハズ!
そう期待したものの実際は王様の退屈な話を聞き衛兵の無駄な会話につきあうばかり
何だこれは・・・と思いながら城を出発
城を出ると待ちに待った戦闘です
相手はもちろんスライム 見るからに雑魚です
ファミコンを買って以来数ある強敵(とも)たちと渡り合ってきた僕の相手ではない!
「オレの連射が火を噴くぜ!!」そう意気込んだものの現実はもちろん違います
なんと戦闘まで・・
「字かよ」←当時の台詞
自分で操作する事ができないなんて驚きです
なんとかスライムを倒したものの「これのどこが面白んだ」というのが率直の感想でした
後にゲームオタクになるのに先見の明が無いですね
ゲームの楽しさそのものよりも思ったものの違うというのが大きかったんだと思います
母親に「今夜は寿司よ」って言われて自信満々にちらし寿司が出されるような
スパルタンXで敵を撲殺し戦場の狼で敵をハチの巣にしていた僕にはあまりにも拍子抜けする内容だったのです
という訳でドラゴンクエストの印象はすこぶる悪いものでした
後に2が発売され3が社会問題になったのはゲーム好きならご存知の通り
もちろん私の周りでも大きな話題でした
それを横目に私は「こいつ等何にも知らねえで流されやがって」なんて思ってました
実際何も知らないのは僕だったわけですが
発売後は友達の話題はDQⅢばかりで僕は完全に蚊帳の外
魂斗羅の方が100倍おもしれーぜ!なんて言いながらBボタンを連打していたのです
DQに対して悪い印象を持った訳ではないのですがなんとなくコマンド式のRPGに対して苦手意識が生まれてしまいましたね
DQシリーズ以外でも一本もクリアしないままでした
RPG全盛期には非常に疎外感を感じたものです