ウー・リュー・チーパー
ファミコンソフト イーアルカンフー(コナミ)
ファミコン初期に発売された事もあって所持率の高かったソフトですね
私はそれぞれ別々の友達から3回くらい借りたような気がします
システムはいたってシンプル 一対一で5人の敵を倒すだけです
すでにアーバンチャンピオンがありましたが同じキャラ同士で殴りあうアーバンチャンピオンに比べると敵キャラに個性があり攻撃も派手です
どちらが面白いか微妙ですが子供にはコッチの方がウケるでしょうね
それよりも同時期に発売された同じカンフーアクションのスパルタンXと比べられていたような気がします
そうこの時代はカンフーブームだったのです
といってもブルース・リーではなくジャッキー・チェンです
酔拳・プロジェクトA・ポリスストーリー等ジャッキーが最も輝いていた(個人的感想)時代です
話がそれましたがゲームでも上手くカンフーを再現していると思います
今見ても良く出来てると思うシステムとして攻撃がヒットした瞬間に間がある事
攻撃があたっている感覚がしっかり伝わってくるのと連打で雑な展開になりません
タイミングを合わせて連続ヒットさせるとなかなか爽快です
BGMや背景「アポー!アポー!」という掛け声などコレでもかという程カンフーしてます
シンプルなグラフィックながらも一目で中国人カンフー家と分かるナイスビジュアル
私はこういう絵が大好きです
しかしこのゲームには致命的な欠点があります
そう2人対戦が無い事です
なぜこのシステムで2人対戦が無かったのでしょうか いくら初期とはいえアーバンチャンピオンには搭載されていた訳ですしジャンルは違いますがマリオブラザーズやバルーンファイト、アイスクライマーという名作にもありました
イマイチ評価の高くないイーアルカンフーも2人対戦があればだいぶ評価が変わったと思います
あとはパッケージの主人公がカッコ悪い