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さんまの名探偵

怖い

ファミコンソフト さんまの名探偵【ナムコ】です
大ヒットしたタイトルなのでプレイした人も多いでしょう

登場人物はほとんどが吉本興業の芸人さん
事件は桂文珍が死ぬところから始まります

オープニングから凝ったグラフィックで中々迫力があります
このゲーム登場人物は芸人でコメディ要素が強いのですが当時かなり怖いゲームでした
まだアドベンチャーゲームが少ない頃でしたから死体シーンなんかもインパクトがありましたね

・・・・こうやって見るとふざけてるように見えますが

明るいグラフィックの方が余計不気味だったりするんですよね
ゲーム自体はいたって普通のコマンド選択式のアドベンチャーゲームですが間でミニゲームなんかがあります

横山やすしとの競艇勝負 単純ですが中々出来が良い
この時代はゲーム内のミニゲームというもの自体が珍しかったですね

1987年発売ですからこの完成度はビックリですね
なんせこの前の推理サスペンスゲームといえばミシシッピ殺人事件(1986)あたりですからそれから考えると凄いです
さすがに名作だけあって友達の間でも所有率が高く何度もクリアしてるので慣れたヤツは簡単にクリアしてました
別にマルチエンディングじゃないので何度やっても全く同じ展開なんですが

当時読んだ子供向けの本で簡単にできる特殊メイクみたいな記事がありました
その方法とは木工用ボンドと赤や茶色の絵の具を混ぜて足や手に塗るという方法です
早速やってみるとこれがなかなか凄い出来
左腕の内側肘から手首にかけて20㎝程度の切り傷を作ってみました
皮膚がバックリと裂けたように見えとても子供が作ったものとは思えません
爺さんや母親に見せたところ予想以上に驚きました
木工用ボンド一本丸々無駄にしただけの事はあります
一番喜んだのは弟で自分にもやってくれとせがむのでやってやりました

こうなると友達にも見せたくなり注意深く風呂に入り剥がれないようにして翌日登校しました
しかしコレが大失敗 上手く友達をびびらせるまでは良かったのですがご想像の通り先生に発見されました

この時の「ケンイチくん!」と言った先生の顔は今も覚えています
見た事も無いような大人のこわばった顔でした

まあそりゃそうですよね 生徒の腕に20㎝の大怪我がある訳ですから

こりゃ死ぬほど怒られるな・・・と思ったらゲラゲラ笑いはじめました
おそらく安心して笑ったのでしょうが僕には怖くて仕方無かったですね

一方弟の方は僕にやられたと大嘘をついてさらに大騒ぎになっていたそうです
運悪く家庭訪問が近く弟の先生からも「あの時は驚いたぞ」とチクリとやられました

くだらないエピソードなんですが先生の表情などがあまりにも鮮明で不気味な思い出です

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