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バイオミラクルぼくってウパ【ファミコンディスクシステム】レビュー

天地くん

ファミコンディスクシステム バイオミラクルぼくってウパ【コナミ】1988.4.22

このゲーム知名度はどんなもんなんでしょうね

ディスクのみで続編も出てないので知名度はあまり高くないのかな

しかしディスクシステムにおいては間違いなくトップクラスの評価を受けたゲームです

(まあディスクはクソゲーだらけですけど)

ゲームシステムは画面の通り横スクロールジャンプアクションです

マリオでいう踏みつけがウパの場合はガラガラです

自分自身で振るのかよ

殴られた敵は膨らみ風船のように上昇します

マリオでいうひっくり返った亀状態で蹴飛ばせば敵を一掃できますし上に乗る事も出来ます

このアクションがすごく良く出来ていて足場にして進んでいくのがすごく愉快です

 

このゲームはグラフィックが凄くいいんですよね

敵はウリボーやダルマ、タツノオトシゴなんかでぷく~っと膨らむのがめちゃくちゃカワイイ

まあ最終的に破裂して死ぬんですけどね

 

コナミだけあってBGMもグラフィックも素晴らしい

本当にディスクシステムでコナミの存在感は大きかったな~

ケーキの面なんて美味しそうだなぁなんて思った人も多いでしょう

これを食いながら進むという・・オッサンになった今見たら胸焼けしそうですが

しかしカワイイグラフィックとは裏腹に難易度は高め

中盤までわりと簡単なので十分楽しめたのですがクリアを目指すとなるとかなり難しいです

というかクリアした記憶がありません

 

ゲームとしての完成度は高いものの発売が1988 この年はスーパーマリオブラザーズ3が出た年です

面白いとはいえ若干インパクトには欠けましたかね

 

そもそもファミコンユーザーなんて大半は男子だしディスクシステムときたら尚更だったと思います

小学生男子にとってかわいいというのは別に魅力的な要素じゃないんですよね

いやむしろ嫌なくらい

着ている服がカワイイなんて言われたら二度と着ないし近所のオバハンに「あらカワイイ」と言われるのが嫌で床屋に行くのを拒否したり 母親の作った手提げ袋がカワイイ柄だとバカにされました

小学校高学年にとっては「カワイイ」というのは決して誉め言葉ではなかったのです

いやそれどころか嘲笑でした

 

今でも覚えているのが小学校5年の臨海学校

持参するものの中の一つにこうありました ◆着替え(ジャージ等寝やすい服)

 

臨海学校では昼間オリエンテーリング等は学校指定の体操服でやりました

その後風呂に入ったら持参したジャージに着替えてキャンプファイヤーをやるのですが友達の1人が家で着るようなパジャマを着ていたのです

おそらく母親が準備したのでしょう 袋にはご丁寧に「パジャマ」と書いてありました

周りの友達は皆プーマだのアシックスだのの黒いジャージを着ている中そいつ1人だけフワフワしたパステルカラーのパジャマを着ていたのです

こんな時のクソガキは残酷なもので皆が寄ってたかって冷やかしました

普段わりと威張ってるタイプのヤツだったので尚更恥ずかしかったでしょうね

 

キャンプファイヤーで学年一同が集まると他のクラスのヤツにも笑われていました

「タケシのヤツ可愛いんでやんのw」なんて言われて「うるせぇ!母ちゃんが間違えて姉ちゃんの入れたんだ」と1秒で分かるウソついてました

学年一同で焚火を囲むと他のクラスの女子に同じようにフリフリのパジャマ着てるヤツがいました・・

男子はまだしも女子はきつかったろうなぁ・・

 

この辺の感覚は親には伝わりづらいんだからしおりにはきちんと書くべきでしたね

平成初期の男性教師は豪快というか大雑把でそんなデリカシーは無かったのです(暴言)

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