そんなモンタナ?

メガドライブソフト ジョーモンタナ2 スポーツトークフットボ(セガ)1992.1.24
知る人ぞ知るというかメガドライバーしかしらない名作ジョーモンタナフットボールの続編です
初代ジョーモンタナフットボールは単純明快でアメフトを知らない子供でも直感的に楽しめる作品でした
初期アメフトゲームではテクモボウル(テクモ)と並ぶ本格的アメフトゲームの名作だと思います
ジョーモンタナでも書きましたがアメフトとビデオゲームは非常に親和性が高いんですよね
ゲームでアメフトのファンになったファミコンキッズは少なくないと思います
そう考えると競技団体はゲームをあまり軽視すべきじゃないんじゃないかと
訳の分からん事に税金かけて普及活動するくらいなら新進気鋭のクリエイターに協力したほうが絶対に効果的だと思うんですけどね
バスケなんてスラムダンクのおかげで一気にバスケ人口増えましたしグランツーリスモからレースの世界に興味持った人だって多いんじゃないでしょうかね
まあゲームと関係ないのでこの辺で・・・
しかし一方で奥深いゲーム性を再現するためにゲームも複雑になってしまう場合もあります
特に2となると前作のユーザーが大半なので尚更この傾向が強いように感じます
個人的にはこのジョーモンタナ2がその典型です
私は初代の大ファンだったので発売前から期待していたのですが発表される情報はどれもあまり心惹かれないものでした
まずゲームシステムが大幅に変わった事
初代が縦スクロールだったのに2は横スクロールになりました

これどうなんでしょうね・・・
最近はバスケもサッカーも横です
TV視聴した場合と同じでぱっと見は中継かと思うほどリアルなんですが・・
競技のファン以前にゲームオタクとしてはプレイヤーを疑似体験したい訳で視聴者と同じ目線で選手を動かしてもどうなの?と私は思うわけですよ
LoveFOOTBALL 青き戦士たちの軌跡【バンダイナムコゲームス】がヒットしなかったじゃねーか!と言われたらその通りですが・・

でもあのゲームシステムは未だに素晴らしいと思います
バンダイナムコゲームスはもっとスポーツや新ジャンル出してくれ
直感的なものとして相手の陣地に攻め込むってやっぱり画面奥に向かうのが自然じゃないでしょうかね
という訳でスルーしていたのですが兄弟だか兄弟が友達に借りたものだかが家にありました
弟がプレイしているのを見ると確かに一発で惹かれます
前作のようなコミカルな雰囲気はなく等身はリアルでプレイ中はズームアップされたりして選手の動きはめちゃくちゃリアルです
さらに音声合成で喋りまくります
英語なのでサッパリ意味は分かりませんでしたが横から見ていると本当にTV中継みたいです
音声合成の実況というとパワプロですが実況パワフルプロ野球よりも2年も前に実装されています
残念なのは全て英語

音声だけじゃなくゲーム内も全て英語です
メガドライブは北米でヒットしていたうえにアメフトゲームですから元々日本市場はオマケみたいなものだったのでしょう
そもそも初代から全て英語でしたしね
このゲームで印象的だったのが雪です
当時小学生だったボクはNFLの知識なんて全くなかったのですがゲームの中で雪が積もっているを見て「へぇ~アメフトって寒い時期に試合してんだなぁ」なんて思った記憶があります
横スクロールの好みは置いておいてもフィールドが狭いんです

比率でいえば正確なのかもしれませんがすごく窮屈な印象です
前作のようにあ大きなフィールドを自由に走り回ったりとんでもないロングパスをダイビングキャッチするようなゲーム的な演出や派手さに欠けているように思いました

この辺はアメフトを知っているGENESIS KIDSと知らないメガドラ少年の差なのかもしれませんね
しかし今やアメフトゲームは本格的なマッデンだけになっちゃいましたね
レトロゲーム時代のように実在しないチームや選手じゃ受け入れられないんでしょうかね
でも日本の小学生がPS5やSeriesXでマッデンやるとは思えません
ここはやっぱりセガのモンタナかバンダイナムコゲームスのレッスルボールあたりの新作を!
アメフトとは直接関係ないのですがボクが小学生の頃【ひまわり】という遊びがありました
ボクは新任の先生に教えてもらうまで知りませんでしたがコレは全国的にメジャーは遊びなんでしょうかね
ルールは至って簡単です
グランドにひまわりに似たエリアを描きます
攻撃側が移動できるのは花びらの部分のみそれを2~3週すれば勝ち
防御側は内側の円のみそこから攻撃側を引っ張ったり押し出したりして防衛します

ごく単純ですがひまわりの絵の描き方にコツがいります
スタート地点は大きな花びらで防御側が手の届かない安全地帯
そこから小さな花びらや大きな花びらをバランスよく描く事でゲーム性が増します
小さな花びらばかりだと防御側は簡単に押し出せますし逆に大きな花びらばかりだと緊張感がありません
ですので楽しいかどうかは完全に花びらを描くヤツのセンスです
何にでも謎の才能があるヤツがいてボクのクラスにも職人が一人いました
遊ぶ人数を見てササっと絶妙なひまわりを描いてしまうのです
そいつがいないと全然面白くない遊びでしたからいかに優れた才能だったかが分かります
その後の人生で何かの役に立ったのだろうか・・・