配管工じゃ無かったのかよ!

ファミコンソフト ドクターマリオ【任天堂】1990年7月27日
テトリスの世界的な大ヒットで落ちモノパズルという新ジャンルが生まれました
その後コラムスで連鎖というシステムが生まれ落ちモノの基本的なルールが完成しました(個人的なイメージ)
しかしコラムスはファミコンキッズには少し難しすぎました
6種類の色を連鎖を考えながら並べるのは相当慣れた人じゃないと無理です
さらにコラムスはテトリスに慣れていうと縦のままで並びが変わるというのがどうしても直観的じゃないというか違和感があります
その点ドクターマリオは非常に分かりやすく初めてでもある程度連鎖を考慮して並べる事ができます
カプセルが2個のブロックだけで構成されているので2連鎖までは誰でも可能です
縦に2列同じ色が並んでいればそこに落とすだけですしね

キッズ向けにシンプルにしたのはさすが任天堂です
そしてドクターマリオ最大の功績が2P対戦

対戦の元祖はゲームボーイのテトリス(こちらも任天堂)ですがゲームボーイ2台を使って対戦するというのは結構ハードルの高い事でした
その点ファミコンなら問題ありません
既に書いたようにシンプルで分かりやすいので初めての友達と対戦しても盛り上がりましたね
それにしても任天堂というのはどんなジャンルを作らせても名作を生み出すもんですね
一方のメガドライブはコラムスは名作だったのもの既に書いたようにキッズには難しく対戦も不可
なによりメガドライブでテトリスが発売されなかった事等々、メガドライバーの私は若干苦々しく思った記憶もあります
落ちモノといえばボクが小学生の頃ドングリを集めるのが流行りました
学校にはブナの木がいくつかあり秋になると沢山の実をつけていました
しかし生徒は1学年200人以上全校生徒で1000人超ですからいくら実をつけても休み時間になるとあっという間になくなります
地面にないとなるとまだ落ちてない実をとろうとするのは自然の流れです
しかしボク達の小学校では校庭の木登りは厳しく禁じられていました
そこでほうきやら木の棒を使ってつついて落としていました
多少は取れるものの苦労するわりに落ちてくる実はごくわずかです
そこで友達(ナオキ)が持ち出したのが石ころ
ナオキは高い位置にあるどんぐりを狙ってコブシ大の石ころを天高く放りました
バサバサッと勢いよく葉っぱをかき分け枝をゆらしどんぐりと一緒に落ちてきた石ころはナオキに直撃しました

「あ・・・やっちゃった」という感じでした
分かるでしょうか
小学生の頃なんかを壊したり誰かを泣かしたりなんか一線を越えたやらかしたあの感じです
ナオキは目を白黒させてましたがコレが衝撃からなのか想定外の出来事からなのかボクにはわかりませんでした
しかし血も出て無いし本人も大した事ないというのでそれを信じました
何より石ころを投げてどんぐりを取っていたなどと先生にバレたら無関係なボクまで怒られてしまう
ナオキが石頭で助かりました
ナオキはその後国立大学行ったのであの事故は大した事無かったのは確かです
いやひょっとしてバカだったのが衝撃で回路が繋がって頭良くなったのかな
まさかとは思いますがドングリを取る為に石ころを投げて自分の頭に直撃させるほどの愚か者ですからその可能性も無きにしも非ず