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レーシングラグーン【PS1】レビュー

このゲーム(夢)はただのネタ(おとぎ話)じゃないのサ

PSソフト レーシングラグーン【スクエア】1999年6月10日

スクエアにしては珍しいレースゲームですがスクエアは過去にもハイウエイスターやチョコボレーシングなど出来の良いレースゲームをリリースしています

こちらはただのレース―ゲムではありません

スクエアらしくRPG要素とストーリー性を持たせたレースゲムです 

今でこそNFSシリーズ等珍しくもないシステムですが当時は非常に斬新なシステムでした

オープンワールドの横浜を流しつつカモを見つけてパッシングするとバトルになります

これがまたスゴイ

走ってる車なら誰とでも勝負が可能でタクシーやトラックさらにバスとまでバトルができます

そして勝つことでそれらのパーツを分捕る事が出来るという遊びっぷり(アッパレ)

 

さらにスゴイのがどんなパーツであれ取り付け可能な事です

この自由度は実に面白いシステムでトラックからエンジンを分捕ったりやりたい放題です

ゲームはこうでないと!

   

そしてストーリーが進むと中ボスとのバトルが待っています

このゲームがネタゲームとして有名なのはこの独特のキャラとストーリー展開です

笑いを取りに来てるのかシリアスなのか分からない絶妙なバランスです

キャラクタ―の造形もスゴイが台詞もスゴイ

  

グラフィックはスクエアだけあって高いレベルです

なにより横浜の雰囲気を出しているのがスゴイ

横浜というか湾岸って独特な雰囲気なんですよね 

人や建物が密集している一方で巨大な倉庫が並んでたり 都心と違って海があるので街全体に開放感があってすごくいい雰囲気です

もっともこの辺は先に横浜という情報をインプットしたうえでプレイしてるからかも

 

車は架空ですがちょっと車好きならすぐにあの車かって分かる程度には似ています

レースゲームにはお馴染みですね 

さらにバスやトラックなどは対戦相手としてだけじゃなく自分で操る事も可能です

操作性も良いので純粋にレースゲームとしても面白いです

 

あまりにもネタゲームとして有名になってしまいましたがこのシステムはホントに楽しくて素晴らしいものだと思います

少し古いですがファイナルラップ【ナムコ】のクエストモードを思い出しました

 

この手のシステムは古くはファイナルラップやゼロヨンチャンプなどありますがレースゲームはRPGと非常に親和性が高いと思います

レースの賞金でパーツを選ぶだけってのはいかにも機械的で味気ないんですよね

その点RPGやSRPGにはユニットを強くしていく楽しさがあります

フロントミッション【スクエア】であーでもないこーでも無いと悩む楽しさはミニ四駆に夢中になった中年男性ならお分かりでしょう

  

シム系はシム系で進化を期待しますがこういうゲームも是非出て欲しいですね

 

 

 

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