クリエイティブ

スーパーファミコンソフト デザエモン【アテナ】1994年9月30日
ジャンルはシューティングですがこのゲームの肝はタイトル通りデザインです
STGのキャラだけでなく音楽や背景までデザインできてしまうのです

今で言うツクールゲームが近いですがゲームシステム自体はデザインする事はできません
それにしてもSFC時代によくこんなゲームが出来たものです
しかもデザエモンの前にファミコンで絵描衛門があります
まず最初にやるのが自機のデザインですがこれもなかなか凝っています
縦スクロールなので真上から見た自機そして左右に動いた時の傾いた機体この3つのグラフィックで構成されます

これをコントローラーを使ってドットで描いて行きます
余程センスがある人でも満足いくものを作るには数時間は必要でしょう
自機の次は敵キャラ、そしてショットまでデザインする事ができます

最後に背景 ここまで作り込む人は相当気合の入った人でしょう
といってもSFCの容量制限はかなり厳しいです
いくら気合の入ったドット絵を描いたところで使える数は限られています
そこでセンスがモノを言う訳です
同デザインを繰り返すなら容量を食わないのでいくつかを上手く組み合わせることで複雑で凝ったステージにする事ができます
まるで本物のクリエイターになったような気分です
と言いながら私はそんな凝ったデザインを作る事はできませんでした
当時小学生でそんな技術もなく何より根気がありませんでした
自機をキン肉マンやロビンマスクにする程度で満足してました
友達はウ〇コだのチ〇コを描いて喜んでいたので私のほうが上品かつクリエイティブといえます
この手のゲームは今もツクールシリーズがありますがかなりマニアックなジャンルですね
いくらお手軽といっても膨大な手間がかかるし苦労して作ったところで出来上がるのはとんだク〇ゲーです
子供ながらゲームを作るって大変だなぁ・・・と思いました
そのくせ今偉そうに他人の作ったゲームをレビューしてますが
お手軽なゲームが流行るなかこういうゲームも残って欲しいですね