新しいゲームもたまにはね

TT Isle of Man – Ride on the Edge 2【Bigben Interactive】2020年3月19日
過去に生きてる私ですが久々に最新ゲームです
と言ってもコレは購入したのではなく期間限定の無料プレイです

最新ゲームも久々ですがバイクゲームも久々ですね
有名なのはMotoGPシリーズやMXvsATVシリーズ、RIDEシリーズあたりでしょうか
それらに比べても操作感はかなりいい気がします

車と違ってバイクゲームの挙動は非常に神経質なんですよね 体重移動でバイクを傾けるので先行して入力しておかないと間に合いません またコーナリングの最中にラインを補正するのも難しい
かといって操作をクイックにしたらバイクらしさが無くなってしまいます きっとこの辺のバランスは相当難しいんでしょう
このゲームはバイクらしさを出しつつもシビア過ぎずうまくバランスを取っている感じです
初心者の私でも完走する事ができました
完走しただけ?って言われそうですがバイクゲームはシビアなんで転げまくって途中で諦めるパターンも多いのです
コーナリングだけじゃなくアクセルもなかなか爽快です

立ち上がりにアクセルを開けていく感覚は4輪とはまた違った感覚です
バイクならではの高回転のエンジン音がめちゃくちゃ気持ちイイ!
しかも舞台はマン島です
YOUTUBEなんかで見た事がある人も多いでしょう
頭のネジが飛んだ人達が市街地コースをすっ飛んでくアレですね
道幅の狭いコースでぐんぐん速度を上げていくのクローズドコースとは違った感覚です
シビアなだけにギリギリを攻める緊張感と爽快感もスゴイ!
スピード感で言えば2輪4輪問わずトップクラスです
ネックはやはり難易度でしょう

FORZAやGTなどではお馴染みの原則やライン取りのアシストはあるもののバイクでそれをトレースするのは難しい・・
ライバル車をかわしつつとなると相当練習が必要でしょう
これだけ難しいんだからリワインド機能くらいは合って良かったんじゃなかろうか
リスタートまでペナルティを付けるのは厳しすぎます
ゲームの緊張感を損なうシステムかもしれませんがそれはプレイヤーにゆだねて欲しいところ
欠陥といえばリプレイです
定点カメラではすさまじいスピード感を感じるもののあまりにも淡泊です
ゲーム中の迫力がスゴイだけに拍子抜け
本格的なレースゲームにおいてリプレイは非常に重要な要素だと思います
上手く走った後や白熱した展開の後にリプレイを見るのが一つの楽しみです

大部分がプレイヤー視点なんてガッカリです
ゲーム全体としては凄く良く出来てると思います
日本語ローカライズも完璧

ゲーム開始時にはチュートリアルまであります
ゲームはシビアですがそれ以外が親切でなのでとても遊びやすい

シミュレーターにありがちな操作も難しけりゃゲームシステムも訳分からん・・みたいな事はありません

数少ないバイクゲームにあってなかなかの良作
マン島TTに興味がある人とバイクゲームに飢えてる人にはオススメですね
ただし一度は体験版等をプレイしする事をオススメします
親切で遊びやすいとはいえやはりバイクゲームはバイクゲーム
シビアなゲーム内容なのでガッツリやり込むくらいの心構えが必要でしょう
無料プレイとはいえ久々に最新のゲームをプレイしました
その感想
今のゲームには昔のような作り手の情熱を感じませんね
なんだか形だけ整えてるスーパーのパック寿司のような 寿司っていうのただお腹を満たすものじゃないんですよね
言ってみれば寿司職人と客との勝負なわけです
職人はいかに客の舌を驚かせ満足させるか、一方客は職人の繊細な技術を感じ取る舌が必要なのです
ゲームだって同じです クリエイターとプレイヤーの勝負です
ここで情熱大陸のテーマ♪
もちろん冗談ですよ
すっかり置いてけぼりにされた私は最新のゲームに驚くとともに感動しましたよ
やっぱり生涯ゲームオタク(の予定)の私としては最新のゲームにもある程度触れていたいですね
ちなみスーパーの寿司だって私にはごちそうです