ライバルはアレックス
PCエンジンHuカード PC原人【ハドソン】1989.12.15
ハードにはそれを象徴するキャラクターがいるものです
ファミコンにはマリオ、メガドライブにはアレックス・キッドソニックですね
PCエンジンだとこのPC原人でしょうか
ただマリオやソニックに比べると知名度では大きく落ちる印象です
せいぜいアレックス・キッドよりちょい上程度でしょうかね
ゲームはオーソドックスな横スクロールジャンプアクション
攻撃方法は頭突き 通常の横からの頭突き攻撃に加えマジャンプしてからの落下攻撃があります
これがドシンという重量感がなかなか気持ちいい!
PCエンジンの性能を生かした見やすく綺麗なグラフィック
主人公キャラもマリオに比べ大きく表情豊かです
ハドソンらしいキャッチーなキャラクターとグラフィックですね
ただそれ以外の面であまりにもオーソドックスというか平凡
この辺もハドソンらしいといえばハドソンらしい
マリオ程完成度は高くないですしソニック程のインパクトもありません
ゲームとしては面白いんですがわざわざ買ってまでプレイしようとは思いませんでしたね
このソフトは友達の家でプレイしました
PCエンジンならではと書きましたが後にファミコンでも発売されました
FC原人・・この辺もハドソンらしい
シリーズ化されてスーパーファミコンでもリリースされてたんですね
私の周りで1以外買ってるヤツがいなかったのでSFC版まであったのは知りませんでした
PC原人というとゲームそのものよりPCエンジンシャトルを思い出します
PCエンジンシャトルとはPCエンジンの廉価版です
具体的に何が削られていたのか知りませんがその形状はインパクト抜群
廉価版なら小さくなったりシンプルになりそうなもんですがPCエンジンの場合真逆の方向に進みます
ゲーム機を宇宙船のようなデザインにするなんて会議でよくGoサインが出たもんです
当時小学生でもさすがにコレをカッコいい!とは思いませんでしたよ・・
こんなもん誰が買うんだよと思ってたら友達が買ってました
シャトルと一緒に買ったのPC原人でした
まあデザインに惹かれたというよりも廉価版とか新発売とかそういう意味で選んだんだと思います
このせいで「宝田さとる」というヤツは宝田シャトルと言われてバカにされてました
スーパーグラフィックスといいいシャトルといいNECはネタハードには事欠かないというか罪深いなぁと思います
初代ですでに完成されていたせいでしょうか後のハードは蛇足もいいとこでした
最も正統進化したのはコアグラフィックスですがこちらも蛇足があります
それは色を黒にしてしまった事
単体ならめちゃくちゃカッコいいんですよ
でもPCエンジンはコア構想があったはずです
コアグラをCD-ROM2に接続すると白と黒のツートンになってバランスが悪い
オリジナルの白いPCエンジン+CD-ROM2がカッコいいのので余計に不格好です
PCエンジンほどバラエティに富んだハードを私は知りません
好き放題言いましたがこんなのは後出しじゃんけんでいくらでも言えるんですけどね