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スーパーモナコGP【メガドライブ】レビュー

疑似3Dの完成形

メガドライブソフト スーパーモナコGP【セガ】1990.8.9

オリジナルはセガのアーケード筐体です

今の若い人にはイメージが湧かないかもしれませんが当時はレースゲームといえばセガでした

ハングオン、エンデューロレーサー、アウトラン、パワードリフト、ラッドモビール、バーチャレーシング、デイトナUSA、セガラリー 綺羅星の如く名作が並びます

バーチャレーシング以降は3Dに移行していきますが2D(疑似3D)の完成形とも言えるのがスーパーモナコGPです

それまでの疑似3Dは背景と言うと木か看板くらいでした

まあこれは性能上仕方無かったんでしょう

プレイヤーの私たちもそういうもんだと思ってました

ところがそんな浅はかな考えを大きく覆したのがスーパーモナコGPです

まるで3Dのようにビルが迫ってきます

これは初プレイの時は興奮しましたね(正確に言うと初プレイじゃなく他人のを見ただけですが)

最もこれはアーケードの印象です

さすがにメガドライブでそれを再現するのは無理があったようでアーケードで圧倒されたビルは無くなっています・・

殺風景ですが遠景でかなりカバーしてる感じがします

操作に連動して動く手も臨場感があっていいですね

グローブがピカピカです

 

トンネルは再現されています

今見るとちょっと情報量が多すぎますかね・・・

 

家庭用はシーズン通してのプレイが可能です

※wiki見ると16コースとありますがそんなにあった記憶が無いんですよね・・・記憶喪失でしょうか

操作性が良くスピード感も抜群で移植再現度というよりゲームとして高い完成度でした

細かい事ですが操作と連動して手が動くのもナイスです

当時家庭用ゲーム機ではトップクラスのレースゲームだっと思います

 

 

ただ少しマニアック過ぎましたかね

私みたいなゲームオタクの心は掴みましたが友達でやっていたのは一人だけですね

メガドライブらしいといえばメガドライブらしいです

 

この時代ゲームにおいてF1という名称はどういう扱いだったのでしょうか

F1という名称を使ったゲームといえばF1レース、F1サーカス、F1センセーション、F1ヒーロー、F1パイロット、F1トリプルバトル等々色々ありますがまさか全てが公式という訳ではないでしょう

一方でF1の名称を避けたものも沢山ありました モナコGPもそうですが他にもファステスト1、エキゾーストヒート、ファイナルラップ等々これらは避けたのではなく単純にオリジナリティのある名称を付けたのでしょうか??

私はゲームにおいては実名、実在にあまり魅力を感じませんね

以前は野球もサッカーもプロレスも色んなメーカーから出てました

もちろんライセンス契約してないので架空の選手ですが遊ぶ分にはフォーメーションサッカーは縦エキサイトステージは横ジーコサッカーはお粗末とバラエティに富んでました

今じゃサッカーゲームはFIFAかPES、アメフトはマッデン以外に選択肢がありません

10ヤードファイトとジョーモンタナフットボールが入口になったおかげでマッデンをプレイしましたがそうでなければマッデンのような複雑なゲームには手を出さなかったでしょう

 

「リアルなだけがゲームじゃない!」

ありがちで鬱陶しいゲームオタクの主張でした

 


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