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遊遊人生【PCエンジン】レビュー

良くも悪くもボードゲームとは違う

PCエンジンHuカード 遊遊人生【ハドソン】1988.4.22

日本でボードゲームといえば【人生ゲーム】ですがゲーム化されたのはだいぶ後です

ファミコンでは同じテーマで【爆笑!人生劇場】(タイトー)が発売されました

この記事を書くにあたってwiki見ると遊遊人生は本家本元タカラのライセンスを得たタイトルなんですね

私はボードゲームだけでなくパチンコやトランプ、オセロ等ゲームのTVゲーム化はあまり興味がありませんでし

ファミコンキッズの私にはそれらはファミコンが登場する前のモノであって時代遅れのゲームだったのです

そもそもファミコンでやらずとも本物をやればいいじゃないかと思っていましたしね

 

このゲームは友達の家でプレイしました

そいつはゲームに疎くて下手くそだったので源平討魔伝やスプラッターハウスに魅力を感じず昔ながらのスゴロクゲームを買ったのです

ちょうど友達3人でそいつの家に遊びに行った時にプレイしました

最初はまたつまらないゲーム買ってるなぁと思いましたが他のソフトも定吉七番だの上海だのイマイチ・・

あまりにもやる事がないので4人でプレイするとこれが予想外に熱くなります

元々ボードゲームとして完成されたものですから楽しさはそのまんまです

さらにボードゲーム特有の面倒くさい準備や後片付けも必要ありません

イベントシーンなんかはTVゲームならではです

 

ゲームとしては何の戦略性もありません

一応選択肢や分岐がありますがサイコロの目次第です

イベントシーンも一通り見たら飽きてきます

正月のトランプと一緒でたまにやると盛り上がりますが普段何度もプレイする気はしません

同じボードゲームでもモノポリーを元にしているいただきストリートとの違いですね

もっともいただきストリートの発売は2年後ですが

時代を考えれば良く出来たゲームだったと思います

 

ボードゲームといえばボクが小学生の頃ノートにオリジナルのボードゲームを作るのが流行りました(貧乏くせ!)

単純なスゴロクだけでなく野球ゲームやRPGなど色々です

ボクは絵は上手かったもののそういうのを考えるのは苦手だったので友達コウジのボードゲーム作りを手伝いました

題材はスーパーマリオ

どう考えてもボードゲームには合わない題材です

コウジの言う通り鉄骨だのブロックだのをノートに描いてやりましたがどういうゲームになるのかはサッパリ

コウジは描いた絵を切ったり書き足したり休み時間を費やしオリジナルのスーパーマリオを完成させました

しかしそのゲームはお粗末そのもの

アクションをサイコロで再現するのが肝でアイディアの見せどころですがコウジはそこを丸々すっ飛ばしたのです

ボクがマリオを指で動かし足場をコウジが動かすという・・・この説明だけでゴミと言う事が伝わります

当たり前ですが指でマリオを動かすんだから落下死なんて起こりません 一方のコウジは何とか殺そうと足場やクリボーをめちゃくちゃに動かすのでゲームになんてなりません

コウジはこんなゴミを全面分、ジャポニカ学習帳を32ページも無駄にして作り上げたのです

そういえばオレが描いたハンマーブロスはどうした?と聞くと

使わないから捨てたと言われました

くだらない思い出です



 

 

 

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