MSXからの刺客
ファミコンソフト イース【ビクター音楽産業】1988.8.26
イースといえば機種や世代を問わずゲームファンであれば誰でも知ってる人気シリーズですね
オリジナルは日本ファルコム、プラットフォームはパソコンです
ファミコン全盛期にはファミコンのライバルがいくつかありました
SG-1000(セガ)、マスターシステム(セガ)を筆頭にぴゅう太(トミー)、カセットビジョン(タカラ)等
ライバルと書きましたが実際は任天堂相手に全く相手になっていない状況でした
そんな時代にゲーム機戦争とは別に一つの勢力がありました
それがパソコンMSXでした
※これはあくまでも当時の私の印象であって実際にそうだったという訳ではありません
ファミコンのようにカセット方式なので他のパソコンに比べファミコンキッズにも多少身近に感じたものです
それでも私の周りにで持っていたのは一人だけでした
パソコンとはいえプログラミングをやる訳ではなくもっぱらゲーム専用だったと思います
だったらファミコン買えばいいのにと思いますがいつの時代でもそういうヤツはいるもんです
彼(ヒロシ)は多くのキッズがファミコンの話題で盛り上がっているのを横目にボク(1人称変わります)にパソコンの素晴らしさを説いていました
他の友達がドラゴンクエストの話題で盛り上がる中ラストアルマゲドンがいかにドラクエより優れているかを語っていました
最もボクもドラクエにはあまり興味がありませんでしたが
そんな彼がMSXの素晴らしさを説く時、最も持ち出したタイトルがイースでした
ボクはそもそもRPGに興味がありませんでしたしパソコンゲームには良い印象がありませんでした
その理由は当時PCから移植されるものは総じてお粗末、さらにファミリーベーシックが決定付けました
あれはパソコンは面白くないと印象付ける為の任天堂の高度な戦略だったんじゃなかろうか・・・
さすがにそんな事はないでしょうが任天堂なら・・・
そしてMSXというかパソコンのゲームというのはとにかく箱がデカい!
ヒロシの部屋の本棚には所狭しとパソコンソフトの箱が並んでいました ヒロシからすればどうだと言わんばかりのコレクションですが当時はデカい箱のゲームは面白くないというのが共通認識
(ボクの周りだけかな)
ヒロシにとってはお宝コレクションもファミコンキッズにとってはただクソゲーの山だという印象
という訳でパソコンゲームの印象はすこぶる悪いものでした
そんな時代にヒロシとは別の友達の家に遊びに行った時にイースがありました
ヒロシの布教活動のせいかイースという印象的なタイトルのせいか分かりませんが気になってプレイしました
率直な感想としてはあまり面白くないというか長く続ける気はしませんでした
移植がどうとかいうよりも単純にRPGだったので私は興味が湧きませんでした
ゲームレビューとしては薄すぎるといか0なんですが今でもイースと聞くとヒロシを思い出します