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中嶋悟監修F-1 GRAND PRIX【メガドライブ】レビュー

タイレル?ティレル??

メガドライブソフト 中嶋悟監修F-1 GRAND PRIX【バリエ】1991.12.20

中嶋悟と言えば日本人初のF1ドライバーですね

wiki見ると正確には初のF1(フルタイム)ドライバーだそうですが世間一般では初のF1ドライバーでした

ファミコンブームはF1ブームと被ってますからゲーム化は当然の流れですね

ゲームとF1は極めて親和性が高いと思います

 

パッと見はゲーマーであればすぐにF1サーカスを思い浮かべるでしょう

wiki見るとなんとMD版F1サーカスと同じ発売日です!なんて日だ!

 

実際グラフィックやシステムはかなり似ています

ただF1サーカスと違いヘディングアップではなくノースアップです

ファミコンF1グランプリ【任天堂】と同じいわゆるラジコン操作と言うヤツですね

この一点だけでF1サーカスとは全く別物ですね

ノースアップのメリットとしてはコースを正確に再現できる事です

ヘディングアップのF1サーカスではヘアピンなどきついコーナーは再現されません

その点ヘッドアップであれば真上から見下ろしたそのままのコースを走る事ができます

しかしこれが難しい・・・

ノースアップ自体は慣れればそこまで難しいという事も無いのですがこのゲームはF1のスピードに加えてコースの狭さが難易度を上げています

慣れないウチはぶつからずに走りきる事は無理でしょう

慣れてもライバルがいる中で抜きつ抜かれつのレース展開を制するのはかなり難しい

 

一方F1サーカスはこの点が優れていたと思います

F1サーカスも見下ろしとしては狭い道幅ですがコースレイアウトが上手で気持ちよく走れるようにデザインされています

 

しかも中嶋悟F1GPはCPUが魚雷のごとく突っ込んでくるので抜きつ抜かれつという展開になりづらいのです

このゲームに限った事ではないですがレースゲームはタイムアタックがしたいんじゃなくライバルと競いたいんですよね

 

ただゲームとして駄作という訳ではありません

セッティング等細かい点ではF1サーカス以上のコダワリがありました(ような気がします)

グラフィックも綺麗だしゲーム全体に手抜きのない丁寧な作品で好感が持てます

難易度は高いものの操作性が良いので慣れれば気持ちよく走れます

また細かいセッティングやキャリアモードなどやり込み要素も強いのでメガドライブのレースゲームの中では良い作品だと思います

私はF1サーカスはPCエンジン版の方が好きだったのでメガドライブではこちらをプレイしましたね

 

ゲームの操作でよく言われる「ラジコン操作」

ファミコンブームの頃は同時にラジコンも人気がありました

この時代は今と違いオフロードがメインでしたね

おそらくはアメリカのサンドバギーをモチーフにしていたのだと思います

タミヤのホットショット、アバンテ、マイティフロッグ、ホーネット、グラスホッパー

京商のオプティマ、スコーピオン、ロッキーなど

プロポやバッテリーが別売りでトータルすると4万円程度になりますから小学生にはかなり高額です

私は低学年だったので全く手がでませんでしたが金持ちのせがれや友達の兄貴なんかが持っていました

人気と裏腹にゲーム化される事はありませんでした

あれだけ個性的で魅力のある車種が揃っており改造パーツも多種多様だったのでゲームにはうってつけだったと思うんですけどね

タミヤや京商の協力を得るのは難しかったのでしょうか

後のミニ四駆ブームでゲーム化されてるのでそんな事もないと思いますけどね

むしろ今こそタミヤ、京商の協力の元本格的なラジコンシムをプレイしたいです

当時憧れたホットショットやオプティマ、FOXを神社や公園を走らせたいですね

まあラジコン触りたければ復刻を買えばいいだけなんですけどね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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