姉さん事件です(それは弟の方)
PCエンジンHuカード ガンヘッド【ハドソン】 1989年7月7日
こちらはPCエンジンを代表する縦スクロールシューティングですね
横スクロールSTGといえばR-Type【アイレム】、ダライアス【タイトー】、グラディウス【コナミ】という大名作がありますからここはハドソンの面目躍如といったところでしょうか
私はPCエンジンの縦スクロールでは一番だと思います
販売元はハドソンですが開発は【コンパイル】
コンパイルといえば名作STGザナックを開発したメーカーです
確かに言われてみれば似ています
何が似ているか具体的に言うのは難しいですがいわゆるザナックのテンポです
敵の出現パターンから固さ、パワーアップした際の画面を覆いつくす弾幕等プレイ中は遮るものが無くとにかくテンポが良いSTGですね
難易度は低くはないもののクリアできないレベルではありません
パワーアップのシステムを把握すれば難易度はかなり落ちます
というのも多彩なパワーアップと癖のあるシステムのせいで最初はちょっと混乱します
種類の違うアイテムをまた最初のレベルに戻されたり全く別の武器になったりややこしい部分があります
またこの手のSTGにはお決まりですが一回死んだら難易度が極端に上がります
ザナックにも言える事ですがこのゲームはやたらめったら難易度を上げなかった事が良かったと思います
どうしてもゲーマー向けSTGとなると難易度が高くなりがちですがこのゲームは私のような下手くそでも十分クリア可能です
そうでありながら上級者も満足させるゲーム性でした
これはザナックでもそうでしたね
ザナックは当時流行のAIを搭載して敵の撃破数だか撃った弾数だかで敵が増えるというものでしたがガンヘッドは純粋に得点を狙ったり攻略パターンを変えるというリプレイ性の高さですね
当時他にPCエンジン(と言うよりもメガドライブ)で評価された縦スクロールSTG武者アレスタがありますがこちらもコンパイル製作
縦スクロールといえばコンパイルというのも納得です
ただ当時は製作元を語られる事はなく販売元でしたからファミコンキッズにはコンパイルというのは全く知名度がありませんでした
当時ザナックやガンヘッドを遊んだ中年も知らない人が多いのではないでしょうか
ガンヘッドといえば避けて通れないのが映画版があります
wiki見てもよく分からないのですがゲーム全盛期よくあったタイアップみたいなもんでしょう
主演は高嶋政宏でゲーム版のガンヘッドのTVCMも映画の映像が使われていました
ファミコンキッズだった人なら覚えている人も多いでしょう
当時から既に意味が分かりませんでしたが映像を見ても映画を見たいとは全く思わない内容でしたね