こいつぁ期待大だぜ!
ファミコンソフト 脱獄【 ケイ・アミューズメントリース】1989年6月30日
オリジナルはアーケードだそうですが全く知りませんでした
ジャンルとしてはベルトスクロールアクションですかね
一般的なベルトスクロールアクションの武器が鉄パイプやナイフ、せいぜいピストルくらいなのに対してこのゲームではなんとライフルです
それもそのはず目的はタイトル通り【脱獄】です
ベルトスクロール+脱獄なんて聞いただけで面白そう こりゃあ期待も膨らみます
いざプレイ!
脱獄といっても牢獄からはすぐに脱出します
いきなり壁を爆破!
闇に紛れてこっそり逃げるなんて卑怯でみみっちい真似はしません
男の脱獄は正面突破です
オラオラァ!かかってこいや
オラオラ!オラァァ!
かかってこいやァ!
オラ・・・オラァ・・・・・・・・
くらえメガトンパーンチ!
オラァ・・・・・・・。
・・・・・・・・・・。
・・・なんだろうなんか微妙
システムはオーソドックスなベルトスクロールだしグラフィックもいいのに何故だろう
なんというかベルトスクロールならではの爽快感に欠けるのです
ダブルドラゴンのようにボコボコに殴る感じがなく風船を殴ってるよう
敵の耐久力が低いのが理由ですが最も大きな理由は敵のやられパターン
まるで穴の開いた風船のように画面外にすっ飛んでいきます
なぜこんな動きにしたんでしょうね
またベルトスクロールにはお決まりのパンチから膝蹴りや投げなどコンビネーションがありません
そういった事が積み重なって全体的にイマイチなつくりになってるように思います
また2人同時プレイが無いのも痛いですね
wiki見ると業務用ではあったのが削られてるそうです
家庭用で削られるのはよくある事ですがこの時代だとダウンタウン熱血物語やダブルドラゴン2も出る頃ですからこの仕様はちょっと残念ですね
最初に書いたように武器としてライフルがあったり派手なボス戦があったり普通のベルトスクロールでは無い要素もあり新鮮です
もう少し完成度が上がれば凄く面白いゲームになったんじゃなかろうか
メーカーのケイ・アミューズメントリースというメーカー、検索すると何やら穏やかじゃないですね
甲子園というゲームの著作権絡みだそうです
まあありがちといえばありがちです
という訳でこのゲームもバーチャルコンソール等で配信される事は無いかもしれませんね
こういうゴタゴタが理由で再販が無くなるのは非常に残念ですね