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ファイナルファイト【スーパーファミコン】

これぞ名作!

スーパーファミコンソフト ファイナルファイト【カプコン】 1990.12.21

もはや説明の必要もない名作ベルトスクロールアクション、ファイナルファイトです

マリオやドラクエ、テトリスなどと並んでゲームの歴史に残る作品でしょう

これはアーケードでリリースされてすぐ物凄い話題になりましたね

ベルトスクロールアクション自体はすでに【ダブルドラゴン】がありましたしこのスタイルの元祖

は【熱血硬派くにおくん】でしょう ただ【くにおくん】はスクロールしないので微妙ですが

まあとにかくファイナルファイトが元祖という訳ではありませんでした

ファイナルファイトがあれだけ大ヒットした理由は迫力でしょう

見た事もないような大きなキャラクターが暴れまくる映像は当時本当に衝撃的でした

大きいだけじゃなくデザインもまた強烈で魅力的でした

主人公のコーディは今見ればジーンズにTシャツという何てことないスタイルですが当時ゲームの主人公といえばやたらゴテゴテしてたり現実離れした格好が普通でした

逆にこのシンプルなスタイルは新鮮だったのです

その他のキャラはコーディ以上に魅力的

ハガー 髭面上半身裸釣りパン一丁という高レベル変態スタイル

ガイ フジヤマ!ゲイシャ!ニンジャ! オレンジの道着がいかしてます

後付けでニューハーフにされたポイズン ザコのくせにやたらイカスJ もうこれ以上典型的な悪徳警官はいないだろうというエディ

極めつけは日本人が考えたとは思えないヘンテコ日本かぶれのソドム

ファイナルファイトのキャラが後のストリートファイターに登場するのは納得です

あんな濃いメンバーそうそう思いつかないでしょう

そしてファイナルファイトといえば爽快感

基本的な操作は連射 特別なテクニックを必要とせず初めてでも思う存分敵をタコ殴りにできます

ビシバシと重低音が響きまくり気分爽快

この猛烈な連射攻撃はファイナルファイトならではで同じベルトスクロールアクションでもダブルドラゴンとはプレイ感覚が違います

どちらがいいという訳ではありませんが高速のパンチは新鮮で気持ち良かったですね

とまあさんざん持ち上げましたがそれだけ文句のつけようのない名作だと思います

ここまではアーケードの話です

そしてここからはSFC版の話

SFCに移植されるという話を聞いて多くの人が不安に思ったはず

当時はアーケード移植は大幅な劣化が当たり前

しかもファイナルファイトのような最先端のゲームが家庭用に移植できるなんて思えませんでした

しかしいざ公開されると良い意味で予想を大幅に裏切られました

一見するとアーケードと見間違えるほどのグラフィック

上スーパーファミコン 下アーケード

ついに家庭用ゲーム機もここまで来たかと思いました

これはゲーム機の進化に感慨深いものを感じたという訳ではありません

ゲームセンターで100円入れなくても好きなだけ家でプレイできる事に興奮したのです

しかしさすがにアーケードそのままという訳にはいきませんでした

削られたステージ、そしてリストラされたガイ・・・

まあ主人公コーディを削る訳にもいかないしガイとコーディはキャラが被るし仕方なかったのでしょう

後にファイナルファイト・ガイというコーディとガイを入れ替えたソフトが発売されました

何より残念だったのは2人同時プレイが削られた事です

ハードの性能上仕方ないとは理解できるもののやっぱり残念で仕方無かったですね

ここで当時のファミコンキッズには忘れられない思い出・・・というか恨み

ファミマガの裏技コーナーでで2人同時プレイが出来るという裏技が紹介されました

もちろんこれは嘘 ファミマガ名物?のウソテクです

ゲームオタクだった私は生意気にも「ハードの性能上そんな事は無理だ」とすぐに見抜きました

しかし純粋な友達はまんまと騙されて興奮して雑誌を持って我が家にやってきました

何度試しても当然出来る訳もなく一緒にいた他の友人にバカにされてました

しかしこれだけキッズの期待を裏切るコーナーに意味があったんだろうか・・・

随分話がそれましたがスーパーファミコン初期に発売され間違いなく本体の売上に貢献した

一本でしょう

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