事件は未解決に終わった
ファミコンソフト ポートピア連続殺人事件【エニックス】です
言わずと知れたファミコン初の本格推理アドベンチャーです
システムはオーソドックスなコマンド選択式でプレイヤーは部下に命令して事件を解決に導きます
オーソドックスと書きましたがそれまでADVどころかコマンド選択というシステム自体ありません(知りません)でしたからインパクトは大きかったですね
一見すると小学生にはとっつきづらいシステムですがそれ以上に新鮮で良く分からんけどなんか面白い面白そうなゲームという印象でした
実際プレイするとシステムだけなくその自由度の高さに驚きました
▶たたく
なんてコマンドもこのゲームではどこでもたたく事ができたのです
しかも相棒のヤスがそれに対してその時々で違う反応をしたり
他にも電話をかけるにしても110番で警察に繋がったり芸が細かい
こういう自由度の高い演出が積み重なりとても現実感のあるゲームでした
相棒ヤスとこう言ったやりとりを重ねる事によって親近感も沸きその後の展開が衝撃的なものになるのです
今見ると冗談みたいなグラフィックも当時は主観支点の背景なんて珍しかったですしカラフルなグラフィックは見やすくて綺麗でした
明るくシンプルな絵が無機質でより怖く感じたり
当時ドキッとしましたね・・・
という訳で世間的にも私の周りでも評判は高く多くのファミコンキッズがプレイしました
このゲームを語る上で避けて通れないネタ「犯人はヤス」
もちろん私がプレイする時も知ってました
でもゲームをやるうえでそこまで気にしませんでしたね
というのも当時ADVゲームの基本のきの字も知りません
刑事ドラマなんかは犯人が分かってるのが当たり前ですしそれまでの展開を追っていくだけでも十分楽しめたのです
ミステリーではなくサスペンスとして楽しんでたのでしょう
といいつつ私はこのゲームをクリアしてません
このゲーム最大の難関である3Ⅾダンジョンを攻略出来なかったのです
ここも怖かったですね・・
という訳で事件は未解決だけど犯人は知っているというしょうもない結末に終わっています