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アイスクライマー 【ファミコン】

強敵(とも)だった・・・

ファミコンソフト アイスクライマー(任天堂)です
ファミコン初期を代表するソフトなので当時のファミコンキッズなら大半はプレイ経験があると思います
内容はズバリ命をかけた冬山登山です 登頂の為にはアザラシをハンマーでぶん殴り足手まといとなれば相棒も置き去りにするという非情の決断が必要になります

マリオブラザースといいこの殺し合いのバランスは誰が考えてたんでしょうか 通常の協力から殺し合いへ発展する流れが絶妙すぎるんですよね 最初から対戦だとこうはいきません

いい感じでクリアしてる時こそ事件は起こります
何の悪意も無く過失で相手を殺した場合いくら弁護しても相手はゲームで熱くなったチンパンジー並のガキですから理解してくれません
当然の如く報復され殺されます そして報復した側は「これでおアイコだな」と自分勝手な正当性を主張し和解を求めるのです しかし報復された側は(わざとじゃないのに)と思うと納得できるはずもなくさらなる報復を試みるのです こうして際限の無い報復合戦が始まるのです

こうやって少年は戦争の本質や愚かさを学ぶのです・・・ウソです 学ばないから何度やってもどんなゲームをやっても殺し合いをするのです

理由や動機はいくらでもあります 執念深いヤツは前回の報復 兄弟であればゲーム以外の恨みつらみそして一番厄介な動機は暇だからヤってみた 面白そうだからヤってみた これです

小学生の頃市営プールで遊んでいると1時間に1度安全確認の為にプールから上げられてました(今でもですね) 監視員が溺れてる人はいないか異物は落ちてないかなどチェックする時間です
僕たちの間だけでしょうかこの安全確認が終わった後誰が一番にプールに入る事が出来るかに皆情熱を燃やしていました

監視員のセリフは決まっています「~ご協力ありがとうございます。ただ今を持ちまして安全確認をおわります」この終わりの(す。)にタイミングを合わせてプールに飛び込むのが勝利のコツです その為に飛び込めるようにプールサイドで構えておくのですが目の前でそんなヤツを見た日には・・・押さずにはいられないのが子供です

もちろん合図の前に飛び込んだら烈火の如く怒られます プールの監視員や先生はやたら怖い(命を預かってるんだから当然ですね ありがたやありがたや)

しかしこれ不思議なのはフライングしたヤツだけが怒られるならイタズラとして成立するのですが押したヤツも一緒に怒られるんですよね つまり誰も得しないイタズラな訳です

なぜ友達にそんな事をするのかそもそもなぜプールに一番に入りたいのか

子供の世界はミステリアス

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