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ソロモンの鍵

鍵がねぇ!

ファミコンソフト ソロモンの鍵【テクモ】です
ジャンルとしてはパズルアクションというのでしょうか プレイヤーは足場になるブロックをつくり高い場所に進んだり敵をの動きを止めたりしながら鍵を取りゴールを目指します

ジャンプのテクニックだけで強引にクリアする事は不可能です
一方で手順が分かったからといってアクションのテクニックがないと難しい、結果としてかなり難易度が高いゲームです

私はほとんど進めませんでしたが兄なんかはわりとハマってましたね

このゲームのシステムである鍵、これは多くのゲームに採用されている要素ですね
今でもバイオハザードなんかでも鍵を探す作業があります

白けた事を言えば扉なんてショットガンやらロケランでぶっ飛ばせばいいだろと思う訳ですが
ファミコンキッズにとっては鍵を探すという行為にロマンを感じる訳です(ウソですけど)

鍵といえば小学生が初めて手にする自分だけの鍵は自転車の鍵でしょう
小学生の掟というか風習に「絶交」というものがありました これは宣言したら今後一切お前とは付き合わないという極道でいう【絶縁状】夫婦でいう【離婚届】です

僕が初めて「絶交」を宣言された時
それは夏休みプールで遊んでいる時でした 友達(ヒロシ)がオシッコに行くからとプールを上がろうとしました
プールサイドに足をかけて上がろうとした時僕は何となく海パンを掴んでみました
すると当然パンツが下がるのでヒロシは上がるに上がりれません

「やめろよ~w」と言いつつ上がろうとするのでもう一回海パンを掴みました
今度は多少本気で「やめろって」と言いつつ上がろうとするのでもう一回海パンを掴みました
すると今度は怒って「やめろって言ってんだろカス!」と罵られそのまま上がろうとするのでもう一度パンツを掴みました

次の瞬間ヒロシのキックを腹にを食らいました 反射的に僕も殴り返しました
そこからは一気に大喧嘩です 監視員がかけつけ僕達は引き離されました

読んでる人の言いたい事、分かってます・・・僕が原因です そりゃそんなしつこくやったら怒るのも当然です
書いてる僕でもムカつきます ブログなので正直に書いてますが実社会ならもっと正当化します

僕達2人は監視小屋みたいなトコで形だけの手打ちをさせられ、ヒロシはすぐに着替えて帰りました
僕はというと自転車の鍵がみつからず帰るに帰れませんでした
30分以上泣きそうになりながら探しましたが見つかりません

こんな時漫画ならさっきまでケンカしていた友達が無言で探してくれるのでしょうが現実は世知辛い・・
友達とケンカした上に自転車の鍵も無くすという踏んだり蹴ったりな状態で力なく歩いて帰りました

プールの帰り道 いつも寄る商店が目に入ります、ここで2人でアイス買ってたのに・・・などと感傷に浸る事は一切なくあるのはヒロシへの恨みのみ!

コレ僕がひねくれてるだけなんでしょうか

翌日僕達のケンカは知れ渡っていましたが僕の怒りはほぼ収まってました
しかしそこである事を聞かされました
自転車の鍵を盗んだのはヒロシしかもその鍵を近くの草むらに放ったとか

なんとヒロシは一緒に探すどころか捨てていたのです

二度目の大喧嘩がはじまり先生に停められました

その時ヒロシに言われたのが「絶交」です
僕もそれは覚悟していましたし言わなければ僕が「絶交」していたでしょう

でしばらくすると普通に遊んでました

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