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アイスホッケー【ファミコン】レビュー

氷上の格闘技

ファミコンディスクシステム アイスホッケー【任天堂】です
これはディスクシステム持ってた人とそうでない人の温度差があるゲームじゃないでしょうかね
私なんかは持ってた側なのでこのゲームの評価はすこぶる高いです
なんといっても500円で書き換えできましたからね(こればっかりいってますが)

システムはアイスホッケーそのまんまですがスケートらしい動きが上手く再現されていて動かしていて気持ちいですね
選手3タイプあります デブ(パワー重視)普通(バランス型)ガリ(スピード重視)これを好きなように割り振ってチーム編成します もちろん全部デブにする事もできます
シンプルでも自由度が高く奥が深い この辺はさすが任天堂ですね
もちろん2人対戦もありますからヘタなフルプライスのスポーツゲームより断然熱くなります

本物のアイスホッケーが1チーム6人なので元々ゲームの相性とは良いと思われます
※このゲームでは5人です

ゲームの流れはサッカーゲームなんかと同じパスやドリブルで相手のゴールを狙うのですがシュートの際に溜めでパワーを込めたり出来てなかなか奥が深い
さらに乱闘要素もあったりして遊び心も満点 ちなみに乱闘は連打で負けた方が退場になるというとんでもないルール

私は3人兄弟なのでかなり遊びました
日本ではそこまでヒットした印象はありませんがNHLのあるアメリカやカナダなんかの評価はどうだったんでしょうね
任天堂はマリオを絡めないスポーツゲームをもっと作って欲しいですね
見た目に反して本格的で奥が深いのも分かるのですがエキサイトバイクやF-ZEROやるとマリオ〇〇とは違う魅力があるんですよね

僕が小学校中学年の頃都会から転校生がやってきました(神戸さん仮名)
わざわざ都会からと書いたのは田舎には似つかわしくないような女の子がやってきたのです
スラっとして色白で長い髪を三つ編みにたらしていました
子供から見てもなんか違うなぁ・・・と思ったものです

運動神経がよくリレーの選手になったりなんかしてすぐにクラスの中心になりました
まだ小学生ですから異性として好きとか嫌いとかいう感情はありませんでした
いるだけで目を引くどちらかというと憧れるといった感情でしたでしょうか

冬休みのある日僕は友達2人と近所のスケート場に行きました
普段スケートなんかしないので余程ヒマだったのでしょう

子供の頃スケートをやった事がある人ならわかると思いますがスケートは滑るだけなら凄く簡単です
20分もやれば適当に滑れるようはなるでしょう
僕達は好きなように滑っていました

そこへ神戸さんが来たのです
家族で来ていたようで弟や両親らしき人と一緒でした

その時も僕達は目を引かれました
一方の神戸さんは僕達には全く気付きませんでした 目を引かない連中だったのでしょう

しかし走るのが速い神戸さんはスケートはど下手でした へっぴり腰でヨロヨロ滑り何度も転ぶ・・・
大人になった今なら微笑ましいのですが当時は変なショックを受けました
しかも弟への当たりが強い・・・手袋投げつけてました
もっともこれは兄貴でもある僕には理解できる部分もありますが

別に恋が冷めてしまったとかそういうのじゃなく見てはいけないものを見てしまったような
友達もどう反応していいか分からないみたいな複雑な表情でした

これは僕達の一方的な感情だけじゃなく神戸さんにも理由があったと思うんですよね
自分の立ち位置を知ってるというか普段はスキを見せないようにしてたんじゃないでしょうか

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